厳寒の候、皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日、実家の雪下ろしを手伝ってきましたが、
今シーズン2回目とのこと・・・(>_<)
今週の降雪で、今週末は3回目かなぁ~と思っています。
社内では上棟祭の準備が進んでいます。
トップの写真は棟札と呼ばれるもので、上棟祭には欠かせないものです。
棟札の表側に書かれているのは、家屋の守り神である「屋船久久遅神
(やふねくくのちのかみ)・屋船豊受姫神(やふねとようけひめのかみ)」、
工匠(大工)の守り神である「手置帆負神(たおきほおいのかみ)・
彦狭知神(ひこさしりのかみ)」です。
中央にお施主様のお名前が入ります。
裏側には上棟祭の日付とお施主様名、施工業者が記されます。
設置する場所は、建物内部の高い所になりますので、
完成してしまうとなかなか目にすることはありません。
上棟祭は棟上げまで建築が進んだ感謝の気持ちと、棟木を支える柱を
しっかり押さえ崩れ傾くことのないようにという祈り、
また、竣工(しゅんこう、落成)にいたるまでのご加護を祈願する
木造建築の上では特に重んじられてきたお祭りです。
弊社で新築された建物の棟札は、もともと社長の祖父であり
会長の父である故安雄さんが全て書いていました。
「峰菊」という雅号で、書を嗜まれた方でした。
菊池技建イズムを引き継ぎながら、現在の棟札は
1枚1枚丁寧に経理部長の佐藤さんが書いています。
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