九人目
みなさんこんちは。 明日は彼岸明け。 今月は先月と打って変わって急に寒くなったり、雪が降ったりもして 冬に逆戻りしたような日和でしたが、そんな三月も、もう残りわずかです。 来月から新年度に入る会社も多いと思います。 昨年にコロナ5類移行して各地でイベントも復活。 人が集まる機会が増えております。 人が集まる・集うというと、 コミュニティ(community)という言葉が浮かびます。 特に建築界でコミュニティというと、個人的には山本理顕氏を思い浮かべます。 先日プリツカー賞を受賞され、日本人としては9人目です。 代表作として、広島西消防署や福生市庁舎などが有名ですが、 私個人としては熊本県営保田窪第1団地が一番に思い浮かびます。 平成初期の作品で、公私の空間が接続する間取りとか、 初めてその作品を見たときは感嘆の声を上げてみていたなと、 先の受賞報道をみて思い出しました。 過去にリフォーム管理を担当した案件でも プライベートとパブリック空間をどう配置し繋げるか、 お客様の希望を既存の間取りの上に落とし込むという作業には苦労しました。 公私の空間をどう接続させるか、大変難しいものです。 来月には新しい改修工事も始まります。 お客様の希望に沿うよう、しっかりと努めてまいります。
2024.03.22