こちらは三川町の東郷小学校です。
すばらしいコンセプトに魅了されました。木造の校舎も味があり
10年過ぎて木の変化も感じられますね。
玄関のエントランスホール
木造りの校舎で昔ながらのくさび締めをしている所があり、
建物そのものが教育材料として成り立っていることを聴き、
感銘を受けました。
大黒柱が誰でこの大梁は誰でといった一人一人にこの建物の
ように役割があるのですといった内容です。
実際どんなに存在価値が今は小さい人でもくさびの役割になっていて
いなくてはならない存在であるということが、
比喩としての表現がわかりやすく教育として目に触れることで
行き届くため、「結果として不登校生が0人という結果を
生んでいるのかも知れないですね。」とおっしゃっていました。
柱は40㎝角でかなりの太さがありますね。
食堂
大スパンで45㎝×65㎝×16mというロング梁を使用。
構造材が価値あるものを厳選されて使用しており、
地元の業者さんもかなり力を入れていたのがわかります。
樹齢150年から300年の間の年月はかかっていると話していました。
廊下
開放的で床暖房がされていました。
12時で止まっており夕方でも18℃の床温度があり、快適で木の建物に
蓄熱でもなっているのではないかと感じました。
音楽室
音響が響き上部解放のため音がほかに漏れることもいいのかも知れません。
感想
建物そのものは通常のコンクリート造よりもかなり安い価格でできている
と設計事務所の方はおっしゃっており、これからの校舎は敷地が広いと木造へ
切り替わるのではないかと感じております。
法的にも3000㎡を超えているため1000㎡ごとに防火区画をされていて
窓も木製サッシで省エネの仕上げになっていました。
間取りは回廊型になっており、食堂と給食室が隣接していて暖かい食べ物
をすぐに食べられる動線もしっかりと計画されているなと実感しました。
- 新着コメント
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2015.02.02 (nao)面白いですね
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2013.05.15 (菊池 幸生)すぎちゃん コメントありがとうございます。
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2013.05.14 (すぎちゃん)私もみました。
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2013.02.10ひっぱり出したデータでしたのであまりわからない情報です。
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2013.02.04 (ma)こんなところ…
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