今回は庄内地方の鶴岡市と酒田市で霊場巡りの旅。今年は「庄内三十三観音」の御開帳の年です。普段見ることができない秘仏を拝観しました。→番組動画配信中!羽黒山・金剛樹院(こんごうじゅいん)庄内では唯一の天台宗の寺院で、羽黒山内八大寺院の一つ。588年に能除太子が開いたとされ、古くは天皇の使者が羽黒山に来たときの宿泊所だったとも言われています。秘仏の聖観世音菩薩は、厄よけ、開運、極楽浄土などの願いを聞いてくれる観音様です。●電話:0235-62-2564(羽黒山・金剛樹院)●HP:やまがた出羽百観音巡礼HP内 生石山・延命寺(おいしざん・えんめいじ)酒田市の東側、鷹尾山の麓の高台にある真言宗・智山派の寺院。弘法大師が開いたとされ、境内の観音堂には大仏様のようなお姿の大きな観音様が鎮座しています。秘仏はその観音様の中に安置されていた小さな胎内仏。子授けや安産などにご利益があるとされています。●電話:0234-94-2361(生石山・延命寺)●HP:やまがた出羽百観音巡礼HP内 寝覚屋半兵エ(ねざめやはんべえ)庄内地方のご当地麺「麦切り」が味わえるお店。麦切りとは小麦粉を練って細く切った麺で、麦を切って作ることから昔からその名で呼ばれてきました。ツルツルとしてコシの強いのが特長です。●電話:0235-33-2257(寝覚屋半兵エ) 明石山・龍宮寺(めいせきざん・りゅうぐうじ)鶴岡市の加茂漁港の丘の上にある寺院。およそ1200年前、慈覚大師が開いたとされています。干ばつで苦しむ住民を見て慈覚大師が祈祷を行うと、龍神が現れ雨をもたらしたという言い伝えが残っています。その龍神を祀るのがこの龍宮寺で、慈覚大師自らが彫ったとされる聖観世音菩薩が安置されています。●HP:やまがた出羽百観音巡礼HP内