某市長選。

当初は、「無投票」で済むはずでした。

しかし、あとから「泡沫候補」の出現。

選挙を行う「費用」と、没収される「供託金」とどちらが多いでしょうか?

無駄とわかっている選挙を敢えて行って「公費」を使い、もって民主主義を訴える手法は、もはや時代遅れに等しい。

「売名」かもしれないし、「影」の力が働いているかもしれない。

現市長の最大の功績を考えるとき、悪名高き「政治団体」からの嫌がらせに対して毅然とした態度をとったことにある。

また、「地方公務員」の不祥事が相次いだことを問題にする向きがあるかもしれないが、逆に言えば、物事に「透明性」を持たせたから「表」に出たという考え方もできるのではないだろうか?

大体が「地方議会」なんてのは、中央よりも「利権」が集中するのです。

「オラが村」の代表。

不祥事を起こしても、内緒で再当選なんて~のは、「地方」の常識。

「代官さま」だ。

つくづく、現代社会を歴史的観点から眺めたとき、「江戸時代」発のシステムが、あらゆる分野の弊害になっていることを実感するものです。
2014.07.05:katsumin:[コンテンツ]