住まいの情報  ~~外壁塗装~~

 

     「外壁を塗り替えておうち長持ち」

 

 

外壁には、窯業系サイディングや金属系サイディング、モルタルなど

 

いくつかの種類があります。タイルやレンガなどの一部の外壁材を

 

除いて、ほとんどの外壁は塗装によるメンテナンスが必要です。

 

外壁の塗装には、大きく二つの目的があります。

 

一つは、建物の美観を保つこと。塗装を行えば新築のような

 

輝きを取り戻せます。

 

もう一つは、外壁を保護すること。塗料を塗ると、塗膜という

 

膜ができ、建物をコーティングします。建物に雨水などが

 

入り込まないよう保護し、紫外線や熱によるダメージから家を守ります。

 

しかし、塗膜は年数が経つと劣化し、本来の性能を発揮できなくなります。

 

そのため定期的に塗り替える必要があるのです。外壁の塗り替えは

 

一般に10年毎が目安とされています。しかし、住まいの環境や

 

塗料の耐久性などにより、もっと早く塗り替えが必要になることも

 

あります。塗り替えが必要かどうか、まずは自分でチェックしてみましょう。

 

たとえば外壁のひび割れ、塗料の剥がれがないか、色あせや変色も

 

重要なサインです。外壁に触れると手に白い粉がつく「チョーキング」は、

 

塗膜そのものが劣化して起こる現象です。これらの症状があったら、

 

そろそろ塗り替えのタイミングです。

 

 

塗り替えをせずに外壁の劣化が進むと、雨水が入り、壁だけでなく

 

住宅そのものの痛みを早めてしまいます。結果的に大掛かりな

 

補修工事が必要となり、費用がかさむ場合もあります。

 

適切なタイミングの塗り替えで、住まいの健康を守りましょう。

 

 

 

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2025.03.04:片桐健司:[お知らせ]