外壁の汚れは、家全体の雰囲気に大きく影響を与えます。外壁をできるだけ
長くよい状態に保つには、防汚塗料を選ぶとよいでしょう。
防汚塗料とは、汚れにくい機能をもった塗料のことで、低汚染塗料とも呼ばれています。
【防汚塗料と一般塗料を塗った外壁の6か月後を比較。一般塗料は雨筋汚れが目立つ】
(写真提供:エスケー化研)
代表的な防汚塗料に、セラミックを配合したものがあります。セラミックは汚れにくい
性質をもっているため、大気中の排気ガスや粉じんなどが壁につきにくくなります。
また、セラミックのもつ「親水性」という性質も重要な役割を果たしています。
多くの防汚塗料がこの親水性の性質を利用しています。親水性には、水となじみ
汚れを洗い流す効果があります。
一般的な塗料は雨水を弾きますが、親水性をもった塗料は、外壁についた雨を弾きません。
雨水は外壁に薄く広がり、外壁の汚れとなじんで汚れを浮き上がらせます。浮き上がった
汚れは、雨水と一緒に流れおちます。雨で自然に汚れが洗い流される作用を
「セルフクリーニング効果」といい、この効果により、外壁についたチリやホコリ
油分が洗い流されきれいさが長持ちします。
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