朝の食事は、栄養のバランスを考えて、しっかり食べることが大切です。
さらにいえば、夕食よりも朝食にボリュームがあっていい。なぜなら、
ビジネスマンにとって、朝のエネルギー補給が仕事の効率を左右するからです。
朝起きて、そのまま何も食べずに出かければ、午前中のエネルギー不足は必至。
脳はまともに働かず、仕事への悪影響が即座にでます。
朝食を食べなくてもすい臓が懸命に働いているおかげ。これを繰り返すと
すい臓が疲弊し、機能が低下して糖尿病になります。
朝はどうしても時間がないのなら、バナナと牛乳、グレープフルーツとヨーグルト、
リンゴとチーズ、どんな組み合わせでも結構。「朝の果物は金」との格言も
あるように、果物には適度な糖分と食物繊維、ビタミン類が豊富。乳製品には
良質のタンパク質、そして日本人に不足しがちなカルシウムも摂れる。
「朝は食べる」を習慣にしてください。
なぜなら、朝は「食べる」という行為そのものが大切だからです。
食べ物を口に入れて噛む。すると「1日がはじまるぞ」という信号が体全体に
送られます。そして、胃腸が働き出し、体温が上がり、代謝が活発になる。
これで「さあ、やるぞ!」という気力がでる。朝食は、一日の活動のウォーミングアップなのです。