ぐっすりと眠った翌朝は目覚めも良く、その日のやる気と効率もアップします。
毎日8時間しっかり眠ることができれば、ほとんどの人が睡眠不足に陥ることはありません。
睡眠不足は、仕事の大きな妨げになります。脳の働きは著しく低下し、やる気は出ない、
物事に集中できない、やたらと怒りっぽくなる。こうした状態が続くと、疲労感は募り
情緒も不安定となる。やがて、うつ病の兆候も表れてきます。寝る時間の少ない場合は、
眠る時間ではなく、「眠りのサイクル」に着目してください。
ご存じのように、睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があります。その周期は、深い眠りの
ノンレム睡眠20分、浅い眠りのレム睡眠70分の「1サイクル90分」が基本となります。
本来は、この90分のサイクル5回分の7時間半~8時間の睡眠がベストです。
しかし1サイクル減らして6時間~6時間半の4サイクルを自分のペースとすることが
可能です。それは次の方法です。平日は夜中の1時に寝て、朝の7時に起きるという習慣をつける。
5サイクル眠らなくても、4サイクル眠り終えたところで起きる。これで目覚めが
良ければ睡眠の質も上々なのです。
念のためにいいますが、睡眠時間は6時間を切ったらアラーム信号。どんなに忙しくても
4サイクルの6時間はキープしてください。