東北大学大学院環境科学研究科 石田秀輝 教授らが提唱する
『ネイチャー・テクノロジー』が面白い。
キーワードは、「バックキャスト思考」と「自然に学ぶ」こと。
バックキャスト思考とは、あるべき姿を描き、現実とのギャップを埋める手法。
将来の厳しい環境制約の中で、心豊かなワクワクする暮らし方ををデザインしている。
より社会受容性の高いライフサイクルを描くための手法を開発され、自然を生かしたユニークな商品が数多く生まれている。
すごい自然のショールーム
1.理念なき政治
2.労働なき富
3.良心なき快楽
4.人格なき知識
5.道徳なき商業
6.人間性なき科学
7.献身なき信仰
(マハトマ・ガンジー)
遺伝子工学の世界的権威・村上和雄氏によると人間の遺伝子とチンパンジーの遺伝子の差は3.9%しかない。人間にあってチンパンジーにない遺伝子はないとのこと。だが、「思いが遺伝子を変える機能」だけは人間独特のものらしい。遺伝子は次の3つの要因によって、スイッチが入るという。【物理的要因】・やけどで皮膚が再生するのは「熱」によるスイッチON・筋肉トレーニングは「力」によるもの【食物・化学的要因】・タバコやアルコールとの関係・サプリメント作用など【精神的要因】・強烈な精神的ショックにより一夜にしてなる白髪・火事場の馬鹿力など人間は60兆の細胞から成り立っており一つの細胞には30億の遺伝子があるという。それぞれの細胞が自分の役割を果たすとともに互いに協力している。これだけ精巧な生命の設計図をだれが書いたのかを考えるとき「偉大なる何者か」という意味で「サムシング・グレート」と呼んできた。・志を高く、感謝して、プラス発想で生きることがよい遺伝子のスイッチをONにすると提唱されている。
仙臺四郎(本名:芳賀四郎)は江戸時代〜明治に仙台に実在した人物。小児期の事故で知的障害になり、ほとんど話すことができなかったという。やがて、四郎は気ままに市中を歩き回るようになり、彼が立ち寄る店は繁盛し、人が集まるようになったため「福の神」と呼ばれるようになった。しかし、ある人からその本質を伺った。仙臺四郎がお店を繁盛させたのではなく、彼を手厚くもてなした店が繁盛したのだと。どんなお客も分け隔てなく“もてなす心”がそのお店を繁盛させたのである。商売の本質はいつの時代も変わらない。
★ 明けましておめでとうございます前途に希望があるから“おめでとう”といいいます。宮沢賢治は、「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」といいました。地球人70億人の内、人間らしい生活ができているのは20億人だそうです。ブータンが独自に打ち出した「国民総幸福量」という指標があるが、これは、精神面での豊かさを「値」として、国民の社会・文化生活を国際社会の中で評価・比較・考察することを目的としている。(Wikipediaより)本当の幸せとは何なのかを考えさせられます。私たちにできることは、大きな幸せを願いつつ、足元のできることを確実にやり続けることではないかと思います。「地域づくりは暮らしづくり、仕事づくり」。ささやかながら一歩づつ前進してまいります。今年もよろしくお願い申し上げます。
“故郷に錦を飾る”ことは立派なことであるが、“故郷で錦を織り続ける”ことはもっと素晴らしいことである。株式会社タテイシ広美社(広島県府中市)の立石克昭氏。立石さんは、24歳の時地元で看板業として起業、現在は「情報伝達業として情報を形にする」事業を展開している。「経営とは地域の暮らしを守ること」田舎に雇用の場をつくることが中小企業の社会的使命がと考え、地域に根ざし、故郷で錦を織り続ける会社づくりに取り組んでいる。