★ 明けましておめでとうございます前途に希望があるから“おめでとう”といいいます。宮沢賢治は、「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」といいました。地球人70億人の内、人間らしい生活ができているのは20億人だそうです。ブータンが独自に打ち出した「国民総幸福量」という指標があるが、これは、精神面での豊かさを「値」として、国民の社会・文化生活を国際社会の中で評価・比較・考察することを目的としている。(Wikipediaより)本当の幸せとは何なのかを考えさせられます。私たちにできることは、大きな幸せを願いつつ、足元のできることを確実にやり続けることではないかと思います。「地域づくりは暮らしづくり、仕事づくり」。ささやかながら一歩づつ前進してまいります。今年もよろしくお願い申し上げます。
“故郷に錦を飾る”ことは立派なことであるが、“故郷で錦を織り続ける”ことはもっと素晴らしいことである。株式会社タテイシ広美社(広島県府中市)の立石克昭氏。立石さんは、24歳の時地元で看板業として起業、現在は「情報伝達業として情報を形にする」事業を展開している。「経営とは地域の暮らしを守ること」田舎に雇用の場をつくることが中小企業の社会的使命がと考え、地域に根ざし、故郷で錦を織り続ける会社づくりに取り組んでいる。
P.Fドラッカーは、経営とは「顧客の創造」と「イノベーション」といっているが、マーケティング学者のフィリップ・コトラーは、イノベーションを起こすためには、次のA〜Fの人材が必要だといっている。Activator アクティベーター:アイデアを思いつく人Browser ブラウザー:本当に創造的で刺激的なモノか吟味する人Creator クリエィター:試行可能なコンセプトに変える人Developer デベロッパー:ビジネスモデルに発展させる人Executor エグゼキューター:新製品や新事業を立ち上げる能力のある人Financier ファイナンサー:資金を供給できる人異質な能力を持った人の集合体が新しいものを創り出す。
「あなたにとっていちばん大切なものはなんですか?」「その自分の大切なものを、どのように大切にしていますか?」「大切なものを大切にするために、昨日はどんな行動をとりましたか?」大切とは思いながら、具体的な行動は何も起こさなければ結果はついてこない。では、あらためて、いちばん大切なものはなんでしょうか?もっと売上げを上げたい。もっとシェアを伸ばしたい。もっと利益を上げたい。本当にそうなのでしょうか、、、。次々と著者は問いかけます。本当にいちばん大切にしたいことを、いちばんに実行する。それを実践してきた会社がオールトヨタ顧客満足度12年連続No.1のネッツトヨタ南国(高知市)。『全社員を人生の勝利者とする』相対的な評価ではなく、敗者の上に成り立つ勝利でもない。自分の可能性を最大限に発揮する人生。正しく「自己実現」の道である。
ディズニーランドを超えるサービス品質を真剣に考え、実行している会社がある。
静岡県浜松市にある都田建設。
企業理念は「正道を歩む。感謝する。社会に貢献する。」
企業ミッションは「最高品質の住まいづくりを通じて、
おもてなしと感動ある時間を豊かさの価値として提供し、
満ち足りた幸せの実感をおつくりすること」
TO DO(なにをするか)の前に、TO BE(どうなるべきか)を決め、
地道に努力しています。
現場見学会も「居心地」がよく、つい長居してしまいます。
長野市にある中央タクシーの宇都宮恒久会長は、
サービスには「感動」を与えるサービスと「幸せ」をもたらすサービスの
二通りがあるという。
氏は、「理想のタクシー会社」を志し、38年前に創業した。
業界の常識と闘いながら、「お客様が先、利益は後」を貫き、
県下ナンバーワンに育てた。
・タクシーは、運輸業ではなくサービス業
・売上目標、ノルマなし
・離職率ゼロ
会長が、「一万回の反復連打」といわれるように、
いまの体質になるのに20年かかったそうである。
長野出張時に何度も利用したが、中央タクシーの運転手は親切だ。