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一瞬・・・

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朝、外掃除しようとちりとりに手をだしたら・・・
おおきな芋虫が・・しかも芋虫の両側に赤やら黄やら・・丸い斑点が・・・一瞬固まってしまいました。

どうやら スズメガという蛾の幼虫のようです。成虫は、戦闘機のような恰好で 幼虫・成虫とも毒をもっていないようですが。

あの姿・・・見た瞬間 固まるのは私だけでしょうか?

2014.10.24:k-yosikazu:コメント(0):[コンテンツ]

道具・業界用語あれこれ(24)賢い馬鹿

今回は、現場で良く使う(道具としても用語としても)「馬鹿」について。

とても重宝で賢いバカの仲間・・・「バカボ(馬鹿棒)」「バカ墨」「馬鹿穴」etc(一個賢くないのが・・)

 「バカボ」・・・水平を見る機械「レベル」を覗いて、相手方が持っている「棒」に目印を付けてもらう。この棒を「バカボ(ウ)(ウー)」といいます。

 実際のバカボの使い方の一例として・・例えば、盛土を必要とする土地に基準高を出す場合。
 ある区画毎(例、縦2m横2mピッチで)に杭を打ちます。その杭にバカボを当てて、さっき出しておいた目印の位置に合うように墨をつけます。
 これで、その土地に基準高と同じ高さの目印ができます。この高さで盛土をすれば基準高と同じ水平な土地が出来上がります。

 ちなみに、バックホー(一般には「ユンボ」と言っている重機のことです^^)のオペさんには、その目印が見えないので目印に水平に横の棒を取り付けます。(これをトンボと言ってます^^)

 何の変哲も無い棒が、広い土地を平らにする・・・なんと賢い!

 もう一つが「馬鹿墨」・・基準をつけないでつけた一定の高さの墨。の意味で今まで使ってきたのですが・・・なんと「建築用語」に無い!?
 これって本当に一般に使って無い言葉?それとも方言?・・・

 最後に賢くない馬鹿!・・・・M12ボルト(直径12mmのボルト)を通す為に間違ってM16の穴をあけてしまった。馬鹿穴!
 
2012.11.19:k-yosikazu:コメント(0):[コンテンツ]

道具・業界用語あれこれ(23)サンスケ

 サンスケ・・・漢字だと「三助」?、でもこれは、お風呂の話ですね。しかも、東京に現役「三助」が! これに詳しく「日本で唯一の”三助”がいる銭湯」出ていましたので ご覧ください。

 今回は、お風呂じゃなく、道具の「サンスケ」。監督が胸にいれている「三角の形をしたスケール(モノサシ)」を「サンスケ」と言います。

 この「サンスケ」、通常の物は 30cmを言うそうです。監督の胸にあるのは、15cmの物なのですが・・・こっちは「コサンスケ」と区別しているようです。・・・こんな書き方をしたのは、30cmも15cmも「サンスケ」と言って区別をしていなかった・・・というより「コサンスケ」って知らなかった^^; からなのです^^;

 現場で「コサンスケ」と言ったら、みんな知ってるのかな・・・・?

ちなみに この「サンスケ」、よく紛失します。下を見ると「ポロリ」、狭い所を無理に行くと「ポキ」と折れる・・・結構いい値段なので、注意していますが・・・
アルミは、「良く紛失する」「文字が消えやすい」「消えにくいのは高価」
プラスチックは安いが、「よく紛失する」「文字が消えにくいが折れる」
やはり 竹 が一番かな・・・
2012.08.24:k-yosikazu:コメント(0):[コンテンツ]

道具・業界用語あれこれ(22)妻入り

今回は、「妻」と「夫」じゃない・・・「妻」と「平」について

一般的な屋根・・・一方は「△」の形でもう一方が「□」の形。
この三角屋根を、切妻屋根といいますが・・・妻を切る屋根なんでしょうか?


知らないので検索!


最初に「妻」ってなに?
・・・元来、「つま」は男女にかかわらず配偶者を指し、「夫」と書いて「つま」とも読まれる。やがて、男性から女性の配偶者または恋人を指す言葉となり、現代では主に夫が女性の配偶者を指すときの称として「妻」が用いられるようになった。


 これが一般的な意味・・・じゃ、建築だと?


「端/妻」・・どちらも「つま」
1.もののはし、特に建物の端。建物の側面や棟の方向に直行する麺
2.切妻や入母屋造りの屋根の側面の三角形の壁面のこと。


 と、なるようです。


どうやら、建物の端を「端、妻」といい、そこに「つまや(妻屋、嬬屋)」(夫婦の寝室)があることから「妻」と呼ばれたらしい・・・しかも配偶者の「妻」もここから名付けれたようです・・。また、料理でよく使う「刺身の妻」も これと同じ意味をもち・・・とあります。


 ということは、建物の端(妻、つま)に、「つまや」があることからこのこの辺りを「妻」(つま)と呼び、配偶者の「つま」を「妻」とよぶようになった。また、妻の屋根が棟から切られているので「切妻」屋根と言われるようになった。


 でいいのかな?


 そこで、「妻」に入口があり 妻から出入りをする事を「妻入り」という。ちなみに直角方向を「平」と言い、そこから出入りする事を「平入り」と言います!


 どうも、嫁さんが入る事ではないようです^^
2012.07.30:k-yosikazu:コメント(0):[コンテンツ]

道具・業界用語あれこれ(21)タテマエ

今回は、タテマエについて。
一般にタテマエ(建前)は、本音と対になっているものですね。


「建前」という言葉を辞書で調べたところ「物事の全ての基本の方針・原則」とありました。
「本音」は、(1)本心から出た言葉。 「―を吐く」「―を漏らす」(2)本当の音色。とあります。

では、建築の建前・・・一般に「上棟式」「棟上げ」などとも言うのですが・・・なぜ「上棟式」が「建前」なの???

上棟式は、「タテマエ」でできている!?そのお話です。


 上棟こぼれ話(本音と建前)
 昔、有名な棟梁がいました。その棟梁が明日、建前と言う前の晩になって、 玄関の柱を短く刻んでしまい、収まらなくなってしまいました。 棟梁は、己の未熟さに死のうと考えたが、それを見た棟梁の奥さんが、自分が代わりに死んでも良いとまで思い、棟梁に酒を飲ませて寝かしつけ、寝ないで考えたのが、マス組と言う工法でした。 翌朝目覚めた棟梁は、奥さんの差し出した枡を受け取ると、「わかった!」と言い、柱の足りない分を、補って納めたのです。 ところが、己の恥が表に出るのを恐れた棟梁は、口封じのために奥さんを殺してしまいました。 殺してから棟梁は、己の犯した罪を悔い、未来永劫、弔うと心に誓い女の七つ道具を棟の上に飾って供養したと言うのが始まりで、建前の儀式となったそうです。 「タテマエ」にこだわるあまり妻を殺してしまった男の生きざまに、「ホンネ」で応じた女の悲話が「本音と建前」の語源となったと言われています。

ブログより転記させていただきました。
2012.06.16:k-yosikazu:コメント(0):[コンテンツ]