人間は誰でも体内に100人の名医を持っているという名言を残した医学の父ヒポクラテスの格言です。
100人の名医というのは、何度も聞いたことがありますが、ヒポクラテスは、紀元前のお医者様だったと初めて知りました。
西洋医学の進歩は、目覚ましいものがありますが、薬剤の副作用が別の病気を生み出す弊害も考慮しなければなりません。
格言の中には、 自然の力や自己の治癒力をベースにしたものだと思いますが、現代の医療にも通じる健康に生きるための大切な要素が、網羅されていると思います。
このヒポクラテスの格言を、先週、FBにも投稿したのですが、アレルギーやシックハウス・化学物質過敏症の臨床研究の第一人者でもある角田和彦先生から、コメントを頂戴したので紹介させていただきます。
角田先生 この言葉たちは、医療の基本そのものです。今の医療はこれを忘れて、薬にばかり頼りすぎています。
高橋 一夫 角田先生コメントありがとうございます。忘れているというよりも否定しているお医者様もいらっしゃるようですし、患者さんもニコニコして薬を出してくれる先生がいいお医者さんだと勘違いしている人が多いので、病人も医療費も増える一方ですね。
角田 和彦 ヒポクラテスの言葉は、今みたいにいい薬がない時代、どのように治すかを経験から考え抜いた言葉だと思います。私も薬は使いますがあくまで補助。なるべく副作用が少ないものをなるべく少なく使います。基本は哺乳動物としての人が自分の持っている力をうまく引き出しながら、環境や食事の影響を受けながらそれをどううまく制御し、うまく利用し、健康状態を作り出せるかです。
高橋 一夫 お医者さんも、薬を処方しないと経営が成り立たない部分もあり、悩ましい問題ですが、角田先生のようなお医者さんを主治医に持つ方は幸せですね(^^)
どんな病も、基本的には治すのは自己の治癒力が大事だと思います。
病は気なりという言葉がありますが、紀元前の中国最古の医学書の中にも
「百病は気に生ず」とあり、気のエネルギーを体中に巡らせることで病気にならない身体になると説いています。
そして、気を高めるための源は、キレイな空気を深呼吸して体内に巡らせることです。
家の中で、深呼吸したくなるような室内環境を心がけ健やかに暮らしましょう。
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