補助暖房

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我が家の床面積は55坪。1Fに4室・2Fに3室・そして小屋裏と計8室の居室があるが、1Fのダイニングに4K・1F和室と2Fホールにそれぞれ2.8K・合計3台(計9.6KW)のエアコンを連続運転して全館暖房をしている。

通常の木造住宅として、カタログに掲載している性能値は、合計してもせいぜい30畳~32畳といったところだが、これで家全体十分な暖かさが得られる。

温度の設定は、その日の最低気温や最高気温や各エアコン毎に、たまに変えたりするが、1Fが概ね20℃~22℃で2Fが18~20℃にしている。

そして、電気料金の安い時間帯(寝ている時間)に設定温度を逆に上げて、朝起きたら低めに設定したりもしている。

それ故、「今朝は今年一番の冷え込みで寒かったですね~」なんて、テレビで音声が流れていても、シャツ一枚で朝食をとっているので、実感がなく、室内外の温度計に目をやり納得している。

つまり24時間連続運転といっても、料金の安い時間帯(夜間)にしっかり暖めておいて、高い時間帯(日中)は、出来るだけ運転の負荷をかけないようにするという事が、外断熱の家で暖房費を抑えつつ快適な毎日を過ごす大事なポイントだ。

いつもお伝えしているとおり、こうした状態で家全体をオープンにし開放的な暮らし方をする事で、暖房のない個室やトイレや脱衣場・浴室にいたる家の隅々まで18℃から20℃を一日中キープする。

しかし、これでも十分な暖かさと言えるのだが、暖房のない個室でお子さんが勉強などする場合は、室温が20℃を下回ると肌寒さを感じるもの。

かといって、エアコンを設置するというのは、冷房機能をほとんど必要としない外断熱の家では、無駄な話で我が家では「寒いときは使っていいよ」と以前の家で使用していたハロゲンヒーターやバネルヒーターをそれぞれ娘達に与えている。

6畳~8畳の個室であれば、わずかの時間で部屋は暖まるのでこれで十分なのだ。

暖房のない部屋には補助暖房。

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