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凡人には 刈り取り前の 稲田でも
花スポトレッキング教室で月山に行ってきた。 参加者の平均年齢6?歳のパーティだから登ったのではない。 標高1500~1700mくらいの稜線を、山頂や山腹の景色を眺めながらゆっくり歩いた。 眼下の灌木林辺りの紅葉がちょうど見ごろで、黄、橙、赤、それに色づく前の緑色が混然と展開している様は言葉を失うくらいだ。 色は少し違うかもしれないが、ゴッホの絵の実風景を目の前にしているようだ。 黒澤明の映画『夢』の中で主人公が歩いて入ってゆくゴッホのあの絵だ。 帰宅してネットで調べると、”カラスのいる麦畑”という作品だそうだ。 窓の外へ目をやると、わが陋屋の周囲は刈り取りの時期の迫った稲田の黄味が色を増している。 老人にとっては、毎年目にするいつもの風景なのだが、天才の目を通すとあの圧倒的な黄のウネリと黒い点々になるのだろう。2017.09.29 -
散歩路で出会ったアサガオの仲間
老化予防の散歩は3シーズン目に入った。 コースはほとんど変わっていない。 周囲に対する新鮮な驚きが小さくなったかわり、季節の変動に伴う草花の変化を予測できるようになり、これはこれで面白い。 最近、去年までは見かけなかった花を発見した。 1.5cmぐらいの小さな花で、色は朱色。近くの草の茎に蔓を絡ませて生えているので、足元に咲いている感じだ。5角形でラッパ型の花と葉はアサガオそっくりだ。 花の時期が長いのも一緒だ。 生えている場所は老人の散歩コースでは2ヶ所のみ。直線距離で500mほど離れている。 早速図書館へ走った。 【マルバルコウソウ】 ・ヒルガオ科ルコウソウ属 ・熱帯アメリカ原産、本州(中部以南)、四国、九州に分布 ・畑地、牧草地、道端、荒れ地に生育、日当りが良いところを好む ・江戸時代観賞用として持ち込まれ野生化した ・今では種は売られていないようだ とある。 本州中部以南に分布するものが、種も売られていないのに何故この地にあるのだろう? 交通インフラの整備が進み、交流の範囲が急速に広がったからか? 温暖化の影響で当地も適応可能の条件を満たすようになったからか? 来年以降も同じ場所に生えるだろうか? また楽しみが一つ増えた。2017.09.06 -
トイレ リニューアル
今泉地区八ヶ森自然公園のトイレリニューアル工事が完成した。 従来の純日本式伝統トイレから現代的な水洗トイレに生まれ変わった。 衛生面・環境面で格段にレベルアップしたことは間違いないし、何よりも『使い勝手』が よくなっている。 八ヶ森自然公園を訪れる人に快適に過ごしてもらえればありがたい。 自分の後に使用する人のことを思いやり、大切に使いましょう。2017.08.31 -
古代のハス 今年もよろしく
フラワー長井線時庭駅北側ハス田のハスの花が咲き始めた。 ただのハスではない。今から半世紀以上も前に、2000年の眠りから覚めて開花したとして有名な大賀ハスだ。 昨年初めて見て感動したあの古代ピンクが今年も帰ってきた。 今年は少し開花の時期が遅いようだが、その分長く楽しめるということだろう。 最盛期にはラッピング列車とのツーショットも楽しみだ。 カメラ片手に通ってミッペ。 ハス田の全景はこれ(時庭駅側から) とぼけた賽銭小僧も健在だ(栽培ケーゾクに協力ヨロシク)2017.07.27 -
「トロッコ道」歩きやすくなったかな?
暑い日が続く週末の早朝、季節の恒例行事だそうだが、平均年齢65歳超の草刈り隊員のメンバーとしてトロッコ道遊歩道の草刈り作業に参加した。 年寄りは朝が早いものと相場が決まっている(?)ようだが、早朝といえども暑い中での作業は老体には結構こたえる。 ‐‐‐‐今朝たまたまテレビのモーニングショーで見たのだが、起き抜けは血液がドロドロの状態で血栓などができやすいので、ウォーキング等であっても早朝から身体を動かすのは危険‐‐‐‐ なのだそうだ。 途中休憩をはさんで約2時間、何とか格好はついたようだ。 これで訪れる人が少しでも増えて、楽しんでもらえれば汗を流したかいもあるというものだ。 来週もまた同様の作業が控えている。 対策は作業前に十分水分を補給することだそうで、補給後20分で吸収が始まるということなので、来週は今回より20分早く起きて水を飲んで老体にムチうつことにしよう。2017.07.17 - ...続きを見る