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▼携帯電話における測位>アンテナマークと測位状態の関係

1.softbank携帯での地図検索の例
 GPS携帯の「メニュー」→「地図」から「現在地から検索」を実行すると
「位置情報取得しました 測位精度は"1"」
という具合に1から3の数字が表示されます。
(904Tでの表示例。携帯の機種により表示違うかも知れません。)
室内で検索すると"1"になり、この場合位置が大きく違っています。(数100m位は平気でズレるし、繰り返すと位置が違ってくる。)
窓際で実行すると"2"か"3"になり大きなズレはなくなります。


2.au「安心ナビ」の例
某auの「安心ナビ」、実行すると「確認レベル」という事で相手のGPS受信状態を3つのアンテナマークで表示します。
2個以上の場合はほぼ正確に位置が出ますが、1個の場合「位置が正確でない可能性があります。」というメッセージが出て、位置が大きく異なってきます。


上記2つの例から、表示と測位状態の関係を推定すると・・・
(アプリもキャリアも違うので同じとは限りませんが。)

・"1"の場合は、携帯電話の電波を基地局で受信した時の方角及び強さから割り出した場合

・"2","3"は、GPSの受信により測位に成功した場合。
(おそらく衛星3個による測位である"2D"状態が"2",衛星4個以上による測位である"3D"状態が"3")

ネット上では、「GPSのDOP値も使用してる?」とか結構シビアな?見解も見られるようですが、携帯電話の場合室内や地下などGPSの電波が全く届かない場所にある場合もあるので・・・
GPSの受信可否から始まる、というのが私の考えです。

つまりGPS機能のない端末の場合、常に"1"のレベルで表示、という事になると思います。

なお、"2"と"3"の関係はあくまで推測であり、上記の通りかは判断がつきませんが・・・



●2009.05.24
●cwk
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