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ワンセグ>SDOT-101>アンテナ端子はSMA
ワンセグ>SDOT-101>初期設定〜受信テスト
ケーブル類を接続し初期スキャンを実行。
スキャン中、受信された放送局が順次表示されるのはありがたいです。 結論から言うと、この機種のチャンネル設定機能は、地域(送信所)が変わる度に一々「詳細スキャン」を行え という設計のようで、地方での移動体使用に考慮した設計ではありません。 首都圏のように送信所が1つしかないのならそれでもいいのでしょうが、エリア毎に送信所が違う地方エリアではいまいちです。(詳しい理由は別途) メモリが1系統しかない事から、リモコンの番号と放送が一致しているのはいいの ですが・・・(って、多数のチャンネルが登録されると一致しなくなるTK-811のほうが設計的におかしいのですが。) メモリは少なくとも2系統以上欲しいところです。(ホームエリア用と出かけた先用・・・自分の場合ホームエリアでも2系統メモリが欲しいのですが) (地デジチューナ含めいくつか触れてますが、この辺はシャープのワンセグ携帯が一番充実してます。) さて、 「詳細スキャン」によるチャンネルの初期設定は正常に出来ますが、「地域設定」で地域指定しての「簡易スキャン」で設定させるとYBCとYTSの2局しか拾ってくれませんでした。(受信地:山形県米沢天元台エリア,地域設定「山形」にて) 山形西蔵王局を前提にスキャンする物理チャンネルの範囲を絞っている、という わけでもないようなのですが、どういう設計(アルゴリズム)になっているのか 理解出来ません。 またメモリ登録されたチャンネルの物理chの確認は出来ないようです。 これでは複数送信所の電波が受信可能な場所でスキャンし、複数局がメモリされた時に、どちらの送信所のチャンネルが登録されたのか確認できません。 物理チャンネルのマニュアル選局は出来ず、機能面で貧弱だと思っていたTK-811よりさらに劣る感じがします。(よく言えばシンプル って見方も出来ますが。) メニュー等の画面デザインは変に凝っている感じですが、基本的な所は押さえて欲しいです。 |
ワンセグ>SDOT-101>使用感
電源入れた時や、チャンネルを切り替えた時に受像し始める時間はTK-811より長くかかるようです。
ただ、色合いはTK-811よりいいように感じます。 電波の強度表示あります。(携帯電話のようなアンテナマーク表示) ただし表示を出したままに出来ないので、移動中に常時受信状態を確認するような使い方は不可です。 (一定時間表示する方式と、ボタンを押す毎に表示/非表示を切り替える方式のをメニュー等で選択出来るといいのですが。) リモコンのボタンの配置,メニュー構成は比較的整理されています。 (TK-811では正直ぐちゃぐちゃでした。) ただしリモコンのチャンネルボタンを押した時の反応がいまいちです。 チャンネルを切替えてから受像が開始されるまで時間がかかるという事情はわかりますが、押した直後の応答がないとボタンが受け付けられた事がわかりません。 しかも割り当てのないボタン(登録されていないチャンネル)を押した場合のエラー表示がないのも不親切です。 なおどういうタイミングかわかりませんが、「固まって」電源以外のボタンを受け付けなくなる現象がたまに起こりるようです。 |
ワンセグ>SDOT-101>番組表,アップグレード機能
番組表は「番組表」ボタン1つで表示してくれますので簡単です。
(TK-811ではメニュー表示し、そこから選択必要なので少々面倒) しかし「番組表」を閉じるのは「番組表」ボタンでなく「戻る」ボタンなので 戸惑います。 (「番組表」表示状態で「番組表」ボタンを押すと番組の詳細表示となる。 ・・・↑↓ボタンで番組表の番組選択なので、ここは「決定」ボタンで詳細表示で いいと思うのですが・・・) アップグレード(バージョンアップ)機能 メーカーのホームページに掲載されたデータをパソコンで転送してバージョンアップする方式のようです。 通信方式はパッケージに「RS-232C」方式と書いてあるのに、実際はUSBのようです。 (取説の記載はUSB) 今の所新しい版は出ていないようです。 |
ワンセグ>SDOT-101>複数送信所が混在環境でのスキャンテスト
複数送信所が混在して受信可能な環境でのスキャンテストを行いました。
実験したのは米沢天元台局と西白鷹局の両方の電波が入る置賜盆地の東部。 ただし西白鷹局は少々電波が弱いです。 (この場所、山形西蔵王局も微妙に入る場所) 関係する物理チャンネルの配置は下記。 放送局 NHK-E NHK-G YBC YTS TUY SAY リモコン 2 1 4 5 6 8 米沢 24 28 32 34 37 40 西白鷹 27 29 31 33 35 39 上記環境でスキャンした結果が下記。 (決定ボタンでメモリされた局のリストが表示されます。 場所やアンテナの状況で変わりますので、ある時の状態です。 物理chが確認できないので受信状態から推定) リモコン 放送局 物理ch 送信所 → 1 NHK-G 28 米沢 → 2 NHK-E 24 米沢 → 4 YBC 31 西白鷹 4 YBC 32 米沢 → 5 YTS 34 米沢 → 6 TUY 37 米沢 → 8 SAY 39 西白鷹 8 SAY 40 米沢 このように米沢局と西白鷹局が混在してメモリされましたが、このうち→のあるチャンネルがリモコン番号で受信されるチャンネルです。 同じリモコン番号の電波がある場合、スキャン時に受信されたチャンネルの小さいほうを優先にリモコン番号に割り当ててしまうようです。 電波の強さにより優先して登録してくれるわけではないようです。 |
ワンセグ>私がメモリ機能の充実にこだわる訳
自分が住んでいる場所は盆地という土地柄、どちらの方向に移動しても送信所エリアが変わります。
自分のホームエリアは「米沢」ですが、自宅周辺でさえも場所によっては「米沢」が受信不可で「長井」(西白鷹)局なら受信可能な場所があります。 ましてちょっと出かけるとなると、自分の行動範囲内には上の表(クリックすると別windowに拡大表示します)に示すように方面別にざっと8つのエリアがある位。(実際には地デジが開局していない送信所があるのでこれ以上になります。) 移動しながら受信していると、この辺りからは別のチャンネルなのに・・・というポイントが出てくるわけですが、いちいち再スキャンする方法では、出かける度に電波状況の良い場所を探して停車し、時間がかけて初期スキャンを行わなければならなくなってしまいます。 たまに出かける程度なら我慢も出来るのでしょうけど、毎日の通勤ルート内で移動の度に再スキャンが必要だとしたら、たまったものではありません。 スキャン機能,メモリが充実していれば、出かけた先で一度スキャンしてメモリに記録さえしておけば、次回からはメモリのエリアを切り換えるだけで、別エリアの電波が入れば直ちに視聴が可能となるはずです。 この機能を実現するには、表のようなメモリテーブルと、メモリテーブルの エリアを選択する機能が必要になるでしょう。 (複数の送信所の電波が混在する環境でスキャンした場合を考慮し、メモリの物理ch表示と、メモリの編集機能があるとさらにいいのですが。) なお、物理チャンネルのマニュアル選局が出来れば、物理チャンネルを切り換えておいて受信 という事も可能となり、多少は補う事が出来るのですが・・・ (リストor記憶での物理チャンネル確認が必要なので普通の人はここまでやらないと思うが。) 首都圏のように東京タワーの電波1波しかない環境では、このような事は気が付かないのでしょうけど・・・地方になるとここまでしてもらわないと不便で仕方ないのです。 ワンセグ&地デジチューナのメーカーさん、どうお考えですか? (今のところこの辺の機能が一番充実しているのがシャープのワンセグ携帯です。それでも私が欲しい機能を満足していませんが。) |
ワンセグ>アンテナ
SDOT-101やTK-811のような車載用の簡易型チューナには大抵ホイップアンテナが付属しています。
簡易的にはこれでいいと思いますが、本格的に楽しむには不満です。 不満の理由 1.地デジ(ワンセグ)の放送の電波はほとんどの送信所が「水平偏波」なのに、ホイップアンテナは 「垂直偏波」。 偏波の違いだけで受信状況はかなり変わってきます。 建物等の反射で偏波は変わるとも考えられ、指向性がない、という事でホイップアンテナを採用されているものとは思いますが、私の体感では、指向性かあるとしても偏波が合ったアンテナのほうが受信状況はいいようです。 (ホイップアンテナを横にして使用するという考えもありますが・・・この手のアンテナはベース部分が金属に付いていないと特性が出ません。) 2.ケーブルが細い 地デジ(ワンセグ)のUHFの電波ともなると、付属のケーブルの太さでは相当電波が減衰すると思います。しかもそれが3mも長さがありますから・・・ (アナログテレビのUHFの受信状態の悪さの主要因はケーブルの細さから来ているのでは、と思っている位です。) 車内での配線のし易さという面では現状のケーブルは止む無しですが、性能を考えればNGです。 以上の理由から、私は写真のような水平編波のアンテナを自作してつないでます。 基本的には2分の1波長のダイポールアンテナですが、家庭用のUHFアンテナを参考に蝶型のエレメントにしています。 (こうする事で広い周波数に対応できる。) アンテナとコネクタの間の銅板を巻いたケーブルは、「バラン」と言われる仕掛けです。 アンテナは左右対称構造ですが、チューナ側の同軸ケーブルは芯線と網線の関係が「対象構造」ではありません。それを間を取り持つのが「バラン」です。 アンテナとチューナの間は、直径5mm程(これでもUHFの電波に対しては決して「太い」という程のものではありませんが、)の3C-2Vという家庭のテレビで使用されるケーブルを最短(30cm程)で使用しています。 ちなみにアナログテレビのアンテナは同じ構造のものを、後ろの固定窓に貼って使ってました。場所選びますがこれで山越えの県外局も受信してました。 |
ワンセグ>電波状況悪化で音声が遅れる
受信性能を比較しようと、TK-811とSDOT-101の2台のワンセグチューナで同じチャンネルを受信しながら走ってみたら・・・
停止状態の時はわずかにTK-811の音声のほうが遅れていたのに、走り出すと逆にSDOT-101のほうの音声が遅れる現象が見られました。 さらに、送信所に近いエリアに入り、かつ盛土上で周囲に障害物のない道路に入ったら、安定してSDOT-101の音声のほうがTK-811の音声より早くなるようです。 今のところ別々のアンテナを使用しており、この時点ではTK-811のほうが条件がいいアンテナです。(TK-811は本スレの前に紹介した蝶型エレメントのアンテナでケーブルが3C2Vが50cm程。SDOT-101はホイップアンテナで細いケーブルが3m程。) どうも電波状況が悪化すると(エラーレートが高くなると?)音声の遅れが増すようです。 アンテナを逆にしてチェックしましたが・・・同じ条件でもTK-811のほうが遅れ方が少ないような気がします。 なお画像の比較チェックは、走りながらは安全上無理(道交法の問題もあります)なので行っていません。あしからず。 |
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地元ホームセンターのチラシにFOVU SDOT-101というチューナが載っていました。
金属ケースに収まっているようですので、これは良さそうという事で店に行ってみました。
店頭でパッケージ見たら・・・パッケージにはメーカーの所在地や国内代理店等の表示が全く無く、かなり怪しい感じでしたが、外部入力が2系統ある事等の理由といろいろいたずら(実験)したい事もあり、購入する事にしました。
外観等
金属ケースに収まっているので、車載での夏場でも安心という感じです。
リモコン受光部が外部にありレイアウトの自由度が高いのもいい感じです。
(TK-811の受光部は本体に内蔵されており設置場所に制約あり)