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4エレ ループ八木>2.構造
4エレ ループ八木>3.材料
3.材料(4エレ分)
材料はほとんど100円ショップで仕入れたもの。 木製角材 24×10×910mm(ダイソー品番:A-1) 1本 ・・・ブーム部,エレメント固定用,足 24×5×910mm(ダイソー品番:A-4) 1本 ・・・エレメント部 銅線(エレメント用) φ0.9mm 2.2m程(実際にはホームセンターで入手したφ1.2mmのものを使用しています) 画鋲(頭が金属製のもの) 10本程 木ネジ 20mm長位のもの 30本ほど インシュロック(ケーブル固定用) 数本 同軸ケーブル 3C2V等(4-4項参照) F型コネクタ(接続するチューナに合わせて準備) マグネット ビニールテープ,両面テープ(ブチルゴム製),はんだ等 |
4エレ ループ八木>4.製作
4エレ ループ八木>4−2.組立
4エレ ループ八木>4−4.給電部
4−4.給電部 ・・・図3参照
元のアンテナがD1-D2間を平衡2線で接続した構造となっており、その構造をそのまま使用。 線間の間隔(厳密にはその間にある絶縁体の「誘電率」も関係する)がインピーダンスに影響するはずであるが、フレームに沿わせて配線しただけで、特に配慮せず。 エレメントに使用した銅線と同じ太さのものを、エレメントを付けた画鋲に一緒にはんだ付け。 また元のアンテナが200Ωのフィーダを接続する構造であった事から同軸ケーブルを直結する為、インピーダンス変換と平衡・不平衡変換を兼ねた「Uバラン」とした。 Uバラン部の構造は図3のように、2分の1波長の同軸ケーブルを使用したもの。 Uバラン部のケーブルの長さは図中に示した式による。 300は光の速度(10^6(m/s)) 600MHzが中心周波数 0.7は「波長短縮率」で、厳密にはケーブルの種類で変わる。 ここは市販の変換器でも良いと思われるが、UHFなので損失を嫌って「Uバラン」方式とした。 ただし、「Uパラン」は波長に依存する構造で狭帯域と思われるので、周波数特性面ではあまり良くないかも知れない。 同軸ケーブルは100円ショップで入手した3C2Vを使用。 長さが3m程なので、UHFでもそほど減衰はないという判断で、取扱いのし易さから使用している。 ・・・これでも市販の車載用TVアンテナに使用されている細い奴と比べれば格段に良い。・・・車載用TVのUHF帯の受信状況が悪いのはあの細いケーブルが原因ではないかと疑っている位。 (実際、アナログTVの時には車の窓に貼り付けたアンテナを3C2Vで接続していたが、山超えした県外局もなんとか受信出来ている) 損失が気になる場合は4CFV等にしても良いであろう。 (3m程の長さでは大差ないとは思うが・・・) Uバラン用ケーブルとチューナに接続するケーブルをインシュロックを使用してブームに固定する。(給電部の接続部の強度を確保する意味もある・・・3C2Vの芯線が細いので振動等で断線しやすい。ケーブル等をゆすっても接続部が動かないように固定するのがコツ) 雨天時屋外で使用しない事を前提にケーブルの防水対策は行っていない。(フレームも木材だし・・・) 気になる場合は、シリコンゴム系の耐水シール剤等が良いかも。 |
4エレ ループ八木>5.結果
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地デジのチューナを購入した際、適当なアンテナがなかった事から、仮にループアンテナに製作し接続していた。
その後、地デジのサービスエリアの確認等で、出先で思い立った時にすぐ受信実験出来るようなアンテナを車に常備しておきたいと考えた。
それまで受信実験用として、自宅で使用していたループ八木を積む事もあったが、車に常備するにはちょっと長く大きい。
また先には、双ループアンテナを製作しているが、欲張って4Lにしたものだから、あまりにも大きくなってこれも常備という訳には行かなかった。
そこで簡易的な小型アンテナとしてループアンテナを八木アンテナ化する事にした。
(実のところループアンテナ製作時点で、八木化を前提にしていたのだが。)