JR7CWK'sぶろぐ
GPS>ログデータと地形図の照合
GPSのログ取りながらあちこち走ってますが、ログデータを地図ソフトに読ませると、道路と軌跡が合わない所が出てきてます。
特に古くからある、曲がりくねった山道でズレが出るケースがあります。 電波が途絶えて誤差が生じるケースもあるのかも知れませんが、同時に取ったmouse型レシーバとPSPの軌跡は一致してます。 意図的に位置精度を落とされている事も考えられますが、180度カーブのRが違ったり、という現象の理由にはならないような気がします。 道路の改修というのもあるかも知れませんが、そんな形跡のない場所でも違うようですし・・・ (地滑り等で地形が動いた?) 斜めから空撮された写真を基に地図が作成された、と言った理由があるのかも知れません。 |
mouse形GPSレシーバ>データ解析
PSPのレシーバでもLOGデータをいろいろ解析してますが、SNRはPSPよりだいぶいいですね。
PSPの場合USB延長してやっと40dB行く位ですが、こいつは50dB位出ます。 ところでPSPで見える129番の衛星はこのレシーバでは見えません。 もっとも、この衛星、現時点では試験信号との事。 まもなく本信号になるらしいので、そうなったら再確認しなければ。 またレシーバに付いて来たNMEAデータ解析ソフト"RCT-1.06"だが、タイムスタンプからするとWin3.1用のような気がしてます。 ファイルからの表示は問題なく出来ますが、COMポートが開けずエラーになるのは、この為みたいです。 |
GPSレシーバN103>SkyTraqでモニタしたら・・・
N103の出力をSkyTraqのGPSViewでモニタしてみたら・・・
PRN50(MTSAT2)が受信できてる・・・? まさか、と思ってGT-730F(L)でも並行受信してみたら、PRN5の衛星が50,PRN2の衛星が20として表示されている事が判明。 PRN8やPRN9の衛星も受信できていると思われるのに表示されないのは、80や90と「誤認」しているからみたい。 出力されているNMEAセンテンスを比較したら、GPGSVの衛星のPRN、N103は"5"のように一桁出力に対し、GT-730F(L)は"05"と2桁で出力されてます。 SkyTraqのGPSViewでモニタするのはNGみたいです。 (コマンドの設定が出来ないのは当然ですが。) そうそう・・・本レシーバに付いて来たNMEAモニタソフト"RCT-1.06"ですが、いつからかCOMポートが開けるようになりました。 コマンド設定も出来ます。 何かやったっけ? |
copyright/jr7cwk
物は台湾のWONDE PROUDというメーカーのGPS-N103という機種で、受信した情報をNMEAフォーマットでシリアルで出力してくれるというもの。
USBへの変換ケーブルが付属されており、USB接続で電源まで接続出来てしまます。
(型番で検索すると取り扱っている販売店が引っかかります。)
国内のパソコン周辺機器メーカーであちこち見てみましたが、USB接続の他、CFカード,SDカード(SDIO)タイプのものがあるようですが、車載での使用を考えるとUSB方式以外は外部アンテナ接続の面で問題があります。
また地図ソフトが一緒に付いていたりで、価格がその分上乗せされてしまっており、レシーバのみ必要な私には必要以上の投資になってしまいます。
今回入手したレシーバは地図ソフトこそついていませんが、MOUSE形の本体(アンテナと受信処理部が入っている)に2mのシリアルケーブルが付いている構造で、マグネット付きなのでそのまま車の屋根に載せられるというものです。
(耐水面と温度範囲の面から常設というわけにはいかないようですが。)
内部のチップはNEMERIXというメーカーのもののようです。
NMEAフォーマット出力なので、カシミールで直接軌跡をとらえる事が出来ました。
USB接続ですが、ドライバが付いており、COM5として認識されてます。
ただし、データ確認用にと試したHYPERTERMINALと、付属のテスト用ソフトでなぜかCOM5を認識してくれないのですが・・・
おまけにSiRFというGPSチップメーカー(PSPのレシーバのチップメーカー)のデモソフト(メーカーサイトのWEBで公開)ではしっかり認識してくれてます。
(このソフト、このメーカーのチップの出力フォーマットである「SiRFバイナリ」フォーマットでないと豊富な機能が使えず、NMEAではデータのモニタとLOG機能しか出来ないのが残念です。)