JR7CWK'sぶろぐ

NHK-FMの「サンセットパーク」という番組に、ハープ奏者の内田奈織がゲスト出演するというので楽しみにしていたが、ふとNHKのサイトで番組を調べたら、なんとNHK山形では放送しない事が判明。(というか、同番組自体、放送している所が限られていた。)
幸いな事にNHK新潟で放送するとの事だが、さて平日の午後6時では新潟入りは困難。
機材一式車に積んで、身近な場所で受信状況の良さそうな場所で録音する事にした。

さて問題は場所だが、以前県外のTV受信状況を確認した経験から、松川の土手が思い当たる。

前日、車のFMラジオをNHK新潟FMの周波数に合わせ、あちこち走り回った。
しかし目標としていた場所はあまり良くはなく、少し離れた場所で良好なポイントがあった。
ただ車が止められないのでは話にならない。

ただ車載のアンテナは指向性がどうなっているかわからないので、この受信状況確認もあまりあてにはならないとも考え、目標の場所で「まともなアンテナ」を使用して受信するしかない、とという結論に達した。
ただもう時間的にぶっつけ本番しかなく「賭」気味。

さて「まともな」アンテナだが、手持ちは2本。
1つは、まだ県内に民放FMが無かった頃、FM東京(当時?)を受信する為に買った8エレメントの八木。
性能はいいけど、これではあまりにも大きく断念。
そこでもう1本の3エレメント八木を使用する事にした。

実はこの3エレ八木、倒れた為にエレメントがぐにゃぐにゃに曲がっているというしろもの。

朝飛び起きてすぐ、あちこち叩いてある程度まっすぐに直し、折れかかっている所はビニールテープで補強した。

さてチューナはコンポ用のクォーツロック(いわゆるPLLチューニングだわな。)式の奴を使用し、MDに録音する事とする。
ちょっと気になるのが、古い機種だけにフィルタがあまく、近い周波数の放送からの混信を受けないか。
なにせNHK新潟の周波数は、200kHz下のNHK山形本局と、200kHz上のNHK福島に挟まれている。
特にNHK山形は地元だし。

とはいえ今更機材の宛もないので、あるものを一式を車に積み、そのまま出勤。仕事が終わるとすぐに会社を飛び出し目標の場所に向かい、機材のセッティングとアンテナを組み立てを行う。
がついに折れかけていたエレメントがポッキリ。
どうにもならないけど、とりあえずビニールテープで仮止め。

さて、チューナの電源を入れ、周波数合わせて受信状況を確認。
アンテナ回してみると、電波の強さを示す5点表示のLEDのうち3つ点灯。
もちろんステレオで受信可能でまずまず。

参考までNHK山形と福島も確認。やはり山形局は強力。福島局はアンテナを向ければ別だろうが、まぁ新潟に向きを合わせていればさほどでもないみたい。

アンテナは地面にパイプを挿して自立させる予定だったが、地面が固く断念。車のテールゲートを開けて、その上にアンテナを乗っけるという荒業となった。

さて良く聞くと近い周波数に放送がある時に発生するヒュルヒュルというノイズと、時折バリバリというノイズが入る。
後者はフィルタの関係で地元局が混信する為と思われるが今更どうにもならず、前者はアンテナの向きを変えて軽減するか確認したが、あまり改善の効果も見られなかったので、この状態でGOとなった。

放送が始まる直前にMDを録音スタート。なんとか間に合いました。
多少ノイズは気になりますが、まぁぶっつけ本番ですからこんなもんでしょ。

まずは番組が聞け、録音も出来たので良し。
番組は50分でしたが、その後の新潟ローカルのニュースと、「NHK新潟FM放送」というIDまで録音し、終了、撤収となりました。

課題は次回(あるかどうかわかりませんが)に活きるでしょう。

2006.07.27:jr7cwk:[メモ/ 放送]
米沢エリアで山形市内のコミュニティFM受信
久しぶりに南陽市の十分の一山に登ってみました。
今回の目的はFMの受信状況の確認という事でFMアンテナ持参。
ただし受信機は、FRG−965もRZ−1も車にあるのを思い出し、今回はオーディオチューナは乗せず。

前回苦労したアンテナの固定だが、ホームセンターで入手した「イレクターパイプ」といわれるパイプを十字にして簡単な台を作り、それにアンテナを付けて車の屋根に乗せました。

東北+新潟エリアの県別,周波数別の放送局・中継局の一覧表作っていたので、それを見ながらダイヤルを回す。
さすがに近県の親局は問題なく受信可。
(まぁ平地でも受信できますので当然か。)

ふと一覧にない周波数で放送が聞こえます。
ん?と思ったら山形市内のコミュニティFMでした。
(まさかコミュニティFMの電波がそんなに遠くまで届くと思っていないので、一覧に載せてませんでした。)

なんだ山形のコミュニティFM(ラジオモンスター)、置賜エリアでも聞こえるじゃん。


さてその翌日。
米沢市内での受信実験。
アンテナの破損状況がどんどん悪化してきたので、アルミ缶切り開いて用意したアルミ板をタッピングビスを使って止めて折れたエレメントを補強。

その後受信してみると、山形のコミュニティFM、平地でも受信可でした。(なぁ〜んだ。)
(山形市内に2局もあったなんて、今気がついた。)

試しに・・・とカーラジオのアンテナにアンテナからのケーブルつないでみたら、やはり受信出来ますね。
ただカーラジオの場合、周波数変える度に音が途切れるのでチューニングしながらの放送の有無の確認は、やりにくいです。
決まった放送を受信し続けるのでなければ、やはり「使えません」ね。

それにしてもFM放送って、こんなにあったんだ。
(いまさら、何寝言言ってんだ?って言われそう。)


2006.08.11:cwk:修正削除


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