JR7CWK'sぶろぐ
GPSロガーGP-102+>早速購入
GPSロガーGP-102+>試用
では、電源ON。
初期捕捉が終わっていない為か、衛星受信状態のチャート画面が表示。 しばらくすると衛星の電波を無事捕捉。時間画面が表示された。 ボタン操作でメニュー(アイコン)画面に変わった(確か・・・) まずはこのアイコンの意味を覚える必要があるよう。 (添付の説明書には記載がなく、秋月のサイトにある「ユーザーマニュアル」参照) 電源OFFもアイコン選んでからボタン「長押し」操作なので、注意。(アイコン覚えておかないと電源を切れない・・・) 事前にマニュアルに目を通していたので、Log条件の設定(いつものように1秒毎)やら、速度表示の出し方を何とか行えました。 が、GP-101と比べるとLCDのサイズも小さいので、老眼?には厳しいかも。 |
GPSロガーGP-102+>列車にて
秋月の店頭を出てすぐ電源ONし、そのままLOGを継続。上野に移動し「スカイライナー」に乗車。
購入直後充電しておらずバッテリ残が不安なので、バッテリ式のUSB充電器で充電しながら移動。(「スカイライナー」にAC電源ありましたが、あいにくAC式の充電器は持ち合わせておらず。) 定刻になり、「スカイライナー」は上野を発車。日暮里の手前で地下から出てまもなく再捕捉成功。 上野で食事を取るなどで電波の届かない場所にしばらくいたせいか、この時はTripMate850が再捕捉を失敗したのかFIXする様子がなく、電源再投入となりました。(再捕捉したのは日暮里到着後) このまま「スカイライナー」で京成本線〜北総線〜スカイアクセス線へと進み、都心のビルの多い環境の悪いところから、それなりの高速域へと。 電波状況が悪くても意外にねばります。さすがはSTAR-IV。 この間、トンネルをいくつか通過したが、トンネル通過後の再捕捉も比較的安定にこなせます。 GP-101(というか、SkyTraq)で再捕捉失敗するケースでも問題なし。 TripMate850程は再捕捉が速くないようですが、安心して?使用出来そう。 速度表示も無事3桁表示が出る事も確認。 (余談:初めて乗った「スカイライナー」、なかなか快適でした。 さすがに京成線では速度が出せず、北総線に入ってようやく在来特急並の最高130km/h運転、スカイアクセス線に入ってようやく150km/h台の速度になりました。) 取ったLOGを解析したのがこの速度Graph。 例によって、TripMate850との比較ですが、遜色ないレベルで満足。 ただし、CanWayでのnmea変換ですが、速度の項目がbugっているようです。 (Ver 1.1.08) NMEAの"GPRMC"センテンスの速度項の定義はノット単位のはずなのに、km/h単位で出力されているらしい。 (いつものexcelシートで解析したら速度が300km/h近くなり、おかしいと思ってGPRMCセンテンスの値を見たら、km/h単位の出力になっている事に気がついた次第。 いつもなら1.852倍する所ですが、1倍でグラフ化してます。) |
GPSロガーGP-102+>USB接続
本ロガーのUSBは、Mass Strage接続のようです。(但し、ドライバ必要)
「Canway」インストール時にSTMicroのドライバが組み込まれます。 (「STM SD Flash Disk USB Device」とか、「STM32 Mass Storage」といった表示が確認出来ます。) 仮想シリアル接続でないので、NMEAツール等で生のNMEAや衛星プロットを表示させたりする事はもちろん、コマンドを送出してGPSチップの設定を直接変更したりする事は出来ないようです。 ドライバ組み込み後、ドライブに下記のフォルダが見えます。
「Activities」内に出来るファイルはLog本体、「POIs」内のファイルはPOI、「Setting」内の「Setting.dat」は本ロガーの設定状態と思われます。 (他は不明) <13/12/7追加> POIs下に出来るPOIファイル ファイル名は3桁の数字 出来たファイルをバイナリエディタで開いてみたところ 0Ch〜:記録した日時-時刻がASCIIテキストで 4Ch〜:記録した位置(緯度) 50h〜:記録した位置(経度) 位置は16進3桁で記録されているみたいです。 (16進3桁の値を10進に変換し100000で割ると元の値が得られるようです。 ただし、衛星が受信出来ていない場合は、0) <追加おわり> |
GPSロガーGP-102+>tool
本ロガー用のツールとしては下記の3つ用意されているようです。
・CanWayデータロガーソフト ログ管理用ツール。ロガーからのログのD/L、GoogleMapへの表示、速度・標高の表示、GPX,NMEA等ファイルへのエクスポート等が可能。 (GPXファイルの読み込みが可能なので、他ロガーで取得しGPX化したファイルの入力も出来る模様。) 最新版は、1.1.08 本ツールの説明書は、ツールをインストールすると出来るようです。 (何故か別の単独ファイルでは用意されていない。) ・CanWay Map Selector 「マップセレクタ」との事ですが、詳細未確認。 ・CanWay CanWay Tour Planner 本ツールで作成した経路をロガー本体にUPLOAD出来るようです。 (詳細未確認) 添付のマニュアルに各ツールの入手元アドレスが書いてありますが、長いアドレスを手打ちは大変。秋月のサイトの本機のQ&Aを開くとリンク付きでアドレスが掲載してあり、そちらを利用するのが簡単。 なお、上記リンクが最新版とは限らないようで、下記アドレスを開くと最新版が確認できるようです。 http://canway.myweb.hinet.net/ |
GPSロガーGP-102+>新幹線で試してみた
例によって、新幹線でのログを試みてみました。
乗車したのは臨時「つばさ」で、速度が抑えられて運転されています。 LCDの速度表示も他のLCD付きロガーの値と同等だし、トンネル通過後の再捕捉も問題なく、さすがはSiRFチップ。安心して使えるな、と感じがしたのですが・・・ いざログデータをグラフ化してみたら、約230km/h以上の速度域で速度が正しく出力されていません。(赤点線内) グラフからすると約230km/h低い値になっているみたいです。 図は、実績のあるTripMate850との比較。 (「CanWay」からエクスポートしたNMEAセンテンスをexcelにて読み込み処理) |
GPSロガーGP-102+>ログファイルフォーマット解析
GP-102+でログした際に出来るログファイル(***.fit)をバイナリエディタで覗き、値をexcelに入力してあれこれ計算式を入れては悩んでます。
068hから21byte周期のファイルが出来ているようです。 現在わかっている内容(一部推定) 068h :02h固定? 069-06Ch:週,曜日,時,分,秒 06D-070h:経度 071-074h:緯度 075-078h:累積距離 079-07Ah:高度 07B-07Ch:速度(mm/s) (以下、21byte周期で同様に続く) 「週,曜日,時,分,秒」の項 4byteの値をリトルエンディアンで並べて10進化し、 60で割った余りが秒 60で割った商をさらに60で割った余りが分 60で割った商をさらに60で割った商をさらに24で割った余りが時 60で割った商をさらに60で割った商をさらに24で割った商をさらに7で割った余りが曜日 (曜日は、GPS曜日の考え方と同じで、0が日曜,1が月曜,・・・6が土曜) 60で割った商をさらに60で割った商をさらに24で割った商をさらに7で割った商が週 (1989年12月31日から数えた週・・・GPS週のカウントからズレがありますが) といった具合で説明が付きました。 「緯度」,「経度」<13年12月12日追加> 4byteの値をリトルエンディアンで並べて10進化し、 16の8乗(もしかすると16の8乗-1かも?)で割り360を掛ける。 といった具合で、ほぼ合いました。 なお、最上位bitが東経/西経,北緯/南緯の判別に割り当てられている可能性があります。(東経/北緯の領域にいる私には確認できませんが。) 「累積距離」<13年12月15日追加> 4byteの値をリトルエンディアンで並べて10進化し、100で割ると累積距離(メートル単位)となる模様。 (CSVではエクスポートされませんが、CanWayでグラフ表示する時に、横軸で距離を選んだ際に使用されている可能性があります。) 「高度」の項<13年12月14日追加> 2byteの値をリトルエンディアンで並べて10進化し、 0.2倍して500を減ずると合うようです。 (値の関係が掴めなかったのですが、峠超えのログとCanWayでCSVエクスポートした値とをexcelで散布図化したら、きれいな直線が現れました。すかさず近似曲線を引き数式を表示させたら一発で判明。) 「速度」の項 [mm/秒]単位の値を2byteの領域で表現されているみたいです。 これだと上限が236km/h位になり、新幹線で取ったログの速度が怪しい速度とほぼ一致します。(これはちょっと困った仕様) 逆に・・・低速の記録には有利でしょう。 |
GPSロガーGP-102+>ネットで情報検索
GPSロガーGP-102+>記録ポイント数
本機のデータシートによると、「300K Log Point」という記載がある。
ちょっと気になって計算してみた。 USB接続した際、Mass Strage接続になっている事は先に紹介済だが、その容量はというと3,091,456バイト(2.94MB)となっている。 Logファイルのフォーマット解析の結果、1ポイントの記録が21バイトである事も先に紹介済。 総容量を1ポイント当たりのバイト数で割れば記録ポイント数が求まるはず。 で、計算すると、ざっと147k point。 実際には、いくつかのフォルダや設定関係のファイルがある事からその領域に少し取られているはずだし、Logファイルにはポイント毎の情報の他の情報が先頭と最後に付いているので、これより減少する。 どうみても300Kpointなんてないんだけど・・・ |
GPSロガーGP-102+>CanWay1.1.10にバージョンアップ
CanMoreのサイトに新しい版の「CanWay1.1.10」がありました。
(なぜか、先に紹介した「CanWay」のサイトの版より新しい・・・) D/Lしインストールしてみました。 が、なんと、旧版で取り込んだはずのLogが無くなってました。 (ロガー内のLog消してなかったので、再取り込みする手間を除き実害は無くて済みましたが。) はて、D/LしたLogはHDDの何処に・・・? Logを再取り込み、探してみました。 ありました。 C:/Documents and Settings/ログイン名/Local Settings/Application Data/CanWay/data ("/"は実際には"¥") それにしても、Ver.UPすると取り込んだLogが消されるのは勘弁して欲しい。 ところで、何が変わったのか、良くわかりません。 nmeaのエスクポートの不具合($GPRMCセンテンスの速度の単位)も直ってないみたいだし。 |
GPSロガーGP-102+>LOGされてない!
GPSロガーGP-102+>バッテリ切れでLog消失!?
ちょっとした旅をしてきました。
帰宅した時にはバッテリが切れてました。 (ちなみに電源ONから12時間程経過) 充電(PCではなく、別のUSB充電器使用)してから、Logを取り込もうとPCに接続し電源をONにしたら、いつものUSB接続画面ではなく、購入直後に電源を入れて現れた「First Use」画面が表示。 一旦PCから外し窓際に置き衛星を受信、「時間モード」画面に以降後、再度PCに接続し、起動したexploler画面で確認したら・・・Activitiesフォルダ下が空っぽ。 Logが消失したみたいです。 一応、「ファイル復活ツール」でLogファイルの断片が残っていないか抽出を試みましたが、残念ながら復活出来ず。 たまたまなのかも知れませんが、バッテリ切れとLog消失の関係、追試が必要そう。 ※前回書き込みの「LOGされてない!」の後でLog行っており、そのLogファイルも消失してますので、今回も「Log失敗」したという事ではないと思います。 <4/14追加> 再現実験試みてます。 昨晩バッテリ切れまで動作させたテストでは、Log消失しませんでした。 「First Use」画面が表示された時点でフォルダの初期化が行われているのかと思ったのですが、そうでもなさそうです。 更に追試確認中。 <追加終わり> <4/25追加> バッテリ切れの際、ログ消失現象だけでなく、ログファイルのクローズに失敗しているケースがあるような気がしてきました。(要はログが残らない) 現状では長旅になる場合はUSB充電器を携行し、バッテリを切らさない運用を心がけるしかなさそうです。 <追加終わり> |
GPSロガーGP-102+>バッテリ切れとUSBマスストレージ
バッテリ切れまで使用し、PCに接続すると「First Use」画面になる事は先の書き込みの通り。
「First Use」画面の状態ではUSB「マスストレージ」として認識されない。 「First Use」画面から次の画面に移行するには、衛星の電波を受信する必要がある。 で、問題。 バッテリ切れまで使用した後、ログを読み取るのに「室内で!」PCに接続して作業しようとすると・・・「First Use」画面になり、このままでは、「マスストレージ」として認識されないので、一旦取り外してロガーを窓際に置いて衛星を受信し、次の画面に移行するまで待ち、再度PCに接続、というちょっと一手間必要な話になってしまっています。 「First Use」画面の状態でも、PCに接続したら、USB通信状態になってくれないのかな。と。 |
GPSロガーGP-102+>時計モードとスポーツ(ログ)モード
バッテリ寿命に関する情報が記載されていないかデータシート等を確認していたら、
データシートの Operating Time項に、 >Using GPS mode : 17 ~ 20 hours >Using time mode : 600 hours という記載があります。 下段の「GPS mode」はログを行うモード(運動モード(Sports Mode))である事はわかりますが、 上段の「time mode」って?と思い、よくよく考えると、「First Use」画面後の時刻が表示されている画面のようです。 この画面では時計の表示/計時のみで、GPS受信部は動かず(「First Use」画面表示時にはGPS受信により時刻情報を拾っている思いますが)、オートパワーオフ(一定時間操作しないとバックライトが消灯)とあいまって、消費電流が抑えられているようです。 (時計として使って下さい。という画面?) |
GPSロガーGP-102+>USB充電時の電流変化
USB充電時の電流の変化を測定してみました。
使用した機材 http://samidare.jp/jr7cwk/lavo.php?p=log&lid=341176 この実験過程で判明した事 ・充電中は最大で360mA程の電流が流れ、55分程経過した頃から電流が低下し始め、60分程で充電完了する。(なおデータシート等には充電時間の記載はなかったと思います。) ・USBの電圧が下がると充電電流が増える傾向が見られた。(グラフ等は別途) ・USB給電状態では「時計モード」にならない。 (「時計モード」でUSBから給電すると「機能選択画面」に切り替わり、そのまま放置しても「時計モード」に戻らない。) さて、電池式のUSB充電器の中には、出力電流が少ないものがあります。 (100均の奴とか) 100均の電池式USB充電器を接続してGP-102+の充電LEDが点灯する事は確認したものの、 いずれ、このようなUSB充電器を使用して充電した時の挙動も測定してみようと思います。 |
GPSロガーGP-102+>Logに使用可能な空き容量が減少?
11時間程の旅のLogを確認しようとしたら、その全過程のLogが残っていなかった。
よくよく確認すると残容量がほとんど無い。 出かける前にいたずらした時のLogが残っていたのもその一因ではあるのだが、それ以上の問題が判明。 それは・・・Logとして使用可能な容量は550KB程しかなくなっていた事。 Logを全削除した後なのに、3,091,456バイト(2.94MB)中、2,519.040バイト(2.40MB)が使用済で、空き容量は572,416バイト(559KB)しかないのだ。 1ポイント辺り21バイト使用される事からLog可能なポイント数は約26Kポイントとなり、これでは1秒毎Logを取れは、8時間まで持たない計算になってしまう。 「使用済」の領域だが、explolerで確認しても中身は表示されず、何に使われているのかは不明。 過去のLogを調べるとそれ以上のLogを取った記録があるので、以前より残容量が無くなっているらしい。 そこでボタン操作による「FactoryReset」を行ったが、改善されなかった。 次に、upgrade操作マニュアルに記述してある操作で、upgradeのアーカイブ中の「reset_factory.bin」をGP-102+のルートに放り込み、ボタン操作の「FactoryReset」を行ったところ、空き容量が3,082,240バイトに復活。 この現象も今後確認が必要。 (もしかするとバッテリ切れの際に何かが起こっているのも? >「バッテリ切れでLog消失」現象との関連ありそう) <'14/05/10追加> バッテリ切れによるLog消失現象との関連性の確認実験を行った結果、Log消失したタイミングで空き容量が減少する現象を確認。 バッテリ切れ後に起動した際の初期化処理の際にメモリの空き領域に新たにFAT(File Allocation Table)を作成している可能性有り。 (新たにFATが作成される為にファイル復元ツールで診断かけても古いLogが見つからない模様) 消失したLog、「使用済み」とされるメモリ領域上に残っているものと思われるが、アクセスする方法が(今のところ)不明。 <追加おわり> <'14/05/21追加> ある方から「「upgrade操作マニュアル」が何処にあるかわからない」という質問のメールを戴きました。 このマニュアルは製造元である台湾のCanmore社のサイトにあります。 下記アドレスにおいて、 http://www.canmore.com.tw/download.php 「GP-102 Firmware update」というファイルをD/Lし解凍(rar形式です。ご注意) すれば、その中に 「GP-102 update manual.pdf」 というファイルがあるはず。 内容は英文ですが、 27項以降の作業で、容量が復活するようです。 <追加おわり> |
GPSロガーGP-102+>左右ボタン同時押しでリセット?
GPSロガーGP-102+>「GPSBabel」が使用可能
本LoggerのLog「fit」ですが、「GPSBabel」で変換可能であるという情報を見かけました。
試してみると・・・OKです。(最新の1.5.1版で確認。但しPOIの扱いは未確認) InputのFormatで「Flexible and Interoperable Data Transfer (FIT) Activity file」を選択、Outputは必要な形式を選べば良いでしょう。 NMEAで出力してもCanwayのような速度のbugありませんのでいいかも。 「fit」形式、本Loggerの独自形式というわけではなかったようです。 「GPSBabel」のDocunentによると、「garmin_fit」という記述も見られますので、オリジナルはgarminでしょうか。 (1.5.1版では、TracksのReadのみサポートでWrite(export)は未サポートのようです。) |
GPSロガーGP-102+>メモリイメージの読取り
バッテリ切れに伴うLog消失時現象を解析すべく、メモリのイメージを読み取る方法がないか模索していた。
GP-102+のメモリは、PC側からは一般的なUSBメモリと同様「Mass Strage」扱いである事は以前に述べた通り。 従って、windows添付のディスクイメージを読み取るツール「Disk Probe」(dskprobe.exe)により読み取る事が出来るのではないかと思い試してみたところ、読み取り可能である事がわかった。 以下に、「Disk Probe」によるメモリイメージの読み取り方法を説明する。 注1.「Disk Probe」(dskprobe.exe)はwindows添付のツールではあるが、標準の状態ではインストールされていないので、別途インストールする必要がある。 インストール方法はここでは省略する。 注2.「Disk Probe」はPC本体のHDDにもアクセス可能なツールであり、操作を誤るとPC本体のHDDを書き換えてしまい、O/S起動不可といったトラブルを生む可能性がある。 1.「Disk Probe」によるメモリイメージの読み取り方法 1)GP-102+をPCに接続し、GP-102+の電源をONにする。 2)GP-102+のドライブ名をexplorer等で確認。 3)「Disk Probe」を起動する。 4)「Drives」メニュー→「Logical Volume」にて、「Open Logical Volume」ウインドウを表示し、 ・「Logical Volumes」でGP-102+のドライブ名を選択・ダブルクリック ・「Handle 0」に GP-102+ のドライブ名が表示されたら、「Set Active」ボタン をクリック(「Read Only」のチェックは入ったまま。) ・「OK」ボタンにて「Open Logical Volume」ウインドウを閉じる。 5)「Sectors」メニュー→「Read」にて、「Read Sectors」ウインドウを表示し、 開始セクタ(Starting Sector)とセクタ数(Number of Sectors)を指定。 (まずは、Starting Sectorは0,Number of Sectorsは4096(最大値)) しばらくすると、読み取ったメモリイメージが表示される。 ※「Disk Probe」の画面でもイメージを見れない事はないが、操作が面倒なので、ファイルに落とし、バイナリエディタで覗いたほうが良い。 6)「File」メニュー→「Save As」にてメモリイメージを保存するファイル名を入力し、「保存」ボタンをクリック 7)「Sectors」メニュー→「Read」にて、Starting Sectorを4096にし、同様に操作し、 残りのイメージを読み取り、ファイルに保存。 8)「Disk Probe」を閉じる。 9)「ハードウェアの取り外し」にてGP-102+の切断操作を行い、GP-102+をPCから切り離す。 |
GPSロガーGP-102+>メモリイメージの解析
「Disk Probe」により保存したイメージファイルをバイナリエディタで覗いてみた。
注.「ディスクパラメータ」,「FATの構造」等といったディスク管理領域に関する詳細説明は、本稿では省略するのでネット上の情報を参照されたい。 正常時(初期化した後、1つのログファイルがある状態) Address :内容 000000-0001FF:ブートセクタ(MBR)(含むディスクパラメータ(BPB)) 000200- :FAT(File Allocation Table) 001400- :ルートディレクトリ(CANMORE,GP-102+) 005400- :サブディレクトリ1(Settings,PIOs,Trips,Activities,NewFiles,Device.XML) 005800- :サブディレクトリ2(Settings/Settings.dat) 005C00- :サブディレクトリ3(PIOs/ )・・・? 006000- :サブディレクトリ4(Trips/ )・・・? 006400- :サブディレクトリ5(Activities/000.FIT 他) 006800- :サブディレクトリ6(NewFiles/ )・・・? 006C00- :Device.XML本体 007200- :0FFh 007400- :000.FIT(最初のログファイル)本体 007800- :Settings.dat本体(後ろにDevice.XMLのゴミが残っている) ・file本体は、1400h以降に400h byte単位で作成されている。 ・未使用領域は0FFh,書き込みのあるセクタの余りは00hで埋められている。 ・000.FITとSettings.datの順番は異なるかも知れない。 (複数のログファイルがある場合は、一連のログファイルの後に作成されるのかも?) |
GPSロガーGP-102+>消失したログの復活
バッテリ切れに伴い、
・Log消失 ・再起動後メモリ領域減少 等の不具合発生が見られる本ロガーであるが、この現象が発生した時のメモリのイメージを調べた所、「消失したように見え」ているだけで、メモリ上にはログが残っている事が解った。(再起動後にメモリ領域が減少する事から、ログが残っている事は予想はしていたが。) イメージファイルをバイナリエディタで開き、FITファイル部分をバイナリエディタで切り出し、ファイル名を直せばGPSBabel等で使用可能であった。 ただし、バッテリ切れ時のログはファイルの最後にあるべき終了コード?領域?が記録されていない為か、GPSBabelで読み出そうとしても、不正データ扱いで読み込みを拒否される。 そこで、 GARMIN ONLINE FIT REPAR TOOL http://garmin.kiesewetter.nl/ を使用すると、終了コード部分を生成・ログの末尾に追加してくれ、GPSBabel等で使用可能となった。 (このようなツールが実在するという事は、本家GARMINのロガーでもログ失敗するケースがあるのではないだろうか。) |
GPSロガーGP-102+>ファーム更新
CanMoreのサイトに14年3月25日付けのファームが公開されているので、更新してみた。
(更新後のVersion表示は「006602-20140325」) 更新作業後、バッテリが切れるまでLOGを継続。 バッテリ切れでシャットダウンした状態から軽く充電し起動してみたが、「First Use」画面が表示。 PCを接続して確認したが、Activitiesフォルダ下は空っぽで、空き容量も減少している。 少なくともバッテリ切れでのトラブル解消には至っていない模様。 なお2015年8月19日現在、秋月の通販サイトでは「GP-102+」は売り切れ(取扱い無し)状態となっている。 |
copyright/jr7cwk
久しぶりに秋月のサイトでGPS関連商品を見てみたら記載があり、あれっ?と思い、Canmoreのサイトも確認し詳細が出ているのがわかりました。
(注:秋月の商品名の表記は「GP102+」)
GPSチップセットが、SiRF STAR-IVとの事。同チップはまだ試した事がありませんので興味があります。
(ちなみに前モデルである「GP-102」は「Latest 66cnannel GPS technology」との仕様表記がありますので、チップセットはSkyTraqと思われます。)
説明書によると・・・
・LCD付きで、速度表示も出来るようです。(はたして3桁表示してくれるのか・・・)
・記録容量は300K Pointとの事で1秒毎の設定でも80時間は取れる計算。
・温度計、気圧計機能も内蔵しているようです。
CanMore社最初のLCD付きモデル「GP-101」よりも小型・安価のようです。
GP-101関連は下記アドレス
http://samidare.jp/jr7cwk/lavo.php?p=log&lid=332548
私のサイトのGPS/GNSS関連情報一覧は下記アドレス
http://www2.jan.ne.jp/~jr7cwk/radio/gps/gps1.html