JR7CWK'sぶろぐ

アナログ放送が終了する前の週の7月17日、YBCテレビで「一緒に歩こ 生放送 さよならアナログテレビ」という番組が放送されました。

その中で「おそらく日本一?!」と紹介されたパラボラアンテナを地上から撮影した写真を紹介します。
(日本一クラスとはこの番組見るまで知りませんでした。)

番組によると、昭和40年に建設され、パラボラの直径は10mで、放送用としてはおそらく日本一の大きさとの事。
アナログ放送停止後は、解体され地上に降ろされるとのこと。



東側に向いているので午前中に撮影できればよかったのですが、午後なので白けて写ってます。(大気中の水蒸気の影響もあると思います。)

さすがに地上からの撮影では電波を受信するパラボラのセンター部分が見えませんでしたが、番組の映像で2素子の八木っぽいのが確認出来ました。


さて、今回気が付いたのですが、左側にループ八木が4本が見えます。
パラボラのバックアップ用でしょうか。
(ちなみに米沢笹野山はループ八木が2本のみでした。)



※200mm望遠に2倍テレコン使用。「APS-C」サイズ効果による1.6倍。
(カメラはKISS-DN)
2011.07.20:jr7cwk:[メモ/ 放送]
送信所めぐり>山形小国局>角度を変えて
場所を移動して別角度から撮影。


2011.07.20:cwk:修正削除
送信所めぐり>山形小国局>他局との位置関係
他局との位置関係はこんな感じ。
左上のほうにUHFの双ループアンテナが並んでおり、その位置からは、だいぶ下のほうにあります。

YBCの送信側のアンテナも上のほうにあったはず。

受信がVHF10ch,送信がVHF11chと隣なので、それを切る為にも巨大パラボラが必要だったのかも知れません。


2011.07.20:cwk:修正削除
送信所めぐり>山形小国局>西蔵王局との見通し
西蔵王局との間の見通しを「カシミール3D」により確認してみました。
(本来であれば本局である西蔵王局基準で確認する必要があるのでしょうけど、東西関係がイメージし易いよう、小国局基準で描画させてます。)

経路途中にある最も高い、小国局から16km程の所(図のマーカー(人のアイコン)の位置)にある1250m程の山は長井市西方にある「三体山」のようで、この山のほぼ頂上を狙って小国局の位置が決定された感じがします。
ここを狙う事で回折1回だけのパスとなり、回折によるロスを最小に狙ったものかと思います。


2011.07.22:cwk:修正削除


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