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片山利器製USB充電用電池BOX>特性測定結果 その1
DC-DC>USB charger BBJ02
セリアに寄ってみたら、
「i Phone 4・4S スマートフォン対応」と記載された 白いUSB chargerが置いてありました。 発売元は片山利器で、型番がBBJ02になっていました。 (従来モデルはBBJ01) 従来品と何が違うのか?興味がありましたので購入し、早速開けてみました。 開けてまず目についたのが、電池電極と基板間を接続する電線がやや太いものが使用されていること。 ここは大きな電流が流れるので、電圧降下を抑える為に電線の太さはポイント。 また基板上の「ジャンパ線」(ヒューズを入れられる場所)が無くなっています。 基板を取り出してみると・・・ ・使用ICは同じみたいです。 (私が入手したもののICの捺印は「E5 OA」。後半の2文字は以前のモデルも別のものの報告がありますので、ICのロット番号かも?) 他の部品も見た感じ違いはなさそう・・・ ・基板のシルク印刷が増えてます。 型番をあらわしたものなのか、「U802 GS16947」という印字。 USBデータ端子の分圧抵抗の電圧を示す「5V,2V7,2V,GND」という印字。 ・ジャンパ線が不要となるよう、出力側パターンが変更されています。 ・分圧抵抗は値は同じですが、精度の違う抵抗かも? (単に製造時の部品入手の都合で違うだけかも知れませんが。) 型番 :R1 ,R2 ,R3 ,R4 75k,43k ,51k ,51k BBJ02:753,4302,5102,5102 BBJ01:753,433 ,513 ,513 参考)値の読み方(単位はΩ) 433 :43*10^3 4302:430*10^2 まとめ。 特性測定はまだですが・・・ まぁ結論から言って、昇圧能力を根本的に改善した、という訳ではなさそうです。 (写真準備中) |
USB charger BBJ02>ニッケル水素電池使用不可の理由
BBJ02のパッケージに、
「本製品はアルカリ乾電池のみ使用できます。マンガン乾電 池とニッケル水素電池は使用できません。」 という記載があります。 マンガン電池は、電流容量が少ないので納得ですが、 ニッケル水素電池は、電圧が若干低い他に使用不可の理由がないように 思われますが・・・ 開けてみて納得。 電池のプラス極と、USBコネクタのケース(マイナス極に接続されている)が ショートしそう・・・ それと・・・回路にヒューズが付いていないので、なんらかの関係で負荷をショートさせてしまったら発熱・発火につながるかも。 (非絶縁型昇圧コンバータで負荷がショートした場合、電池〜コイル〜ダイオードという経由で電流が流れるので、ICの動作で流れる電流を阻止する事は出来ない。) 事故が起こった場合の「逃げ」(PS法がらみ?)の関係でニッケル水素電池を使用禁止にしているような気がします。 |
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パッケージのデザインが今までのもの(エコプラスEP-024CHA,エービットAB-BO016W,AB-BO014W)とは違い、本体には「USBCHARGER」という印刷まで入ってます。
パッケージを手に取って見ると、発売元が「片山利器」になっています。
型番は「BBJ01」