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インディアンの教え

  • インディアンの教え
写真の2冊の他にも インディアン関係の本がたくさんある。
おいらは、顔や体格なんかが、どうみてもインディアンかモンゴル系である。
まあ 大概の日本人はモンゴロイドであるから それが不自然なはずもないが。

しかし、ロシア極東の民族「オロチョン」やモンゴル イヌイット インディアン,ペルーなど南米の原住民族などを紹介した本など読むと、他人事に感じないのだ。

彼らと感覚が似ているというか、共感できるというか。
先祖が共通であろうという説がもっぱらであるが、まさに共通の祖先より受け継ぐ過去の記憶が、彼ら彼女らを懐かしく思わせるのかもしれない。

 高度経済成長をなしとげた日本。いや、成長中の中国、成功したのだろう韓国とも人種的には兄弟なのだろうが、 この近代生活を求める風潮というか民族性?国家としての責務?には おいらは、なじまない。

 人をいたわり、自然や環境をいたわり、自分の属する民族に誇りを持ち生活する。 自然主義というのだろうか? 
 そんな、生活が好きだ。

写真の「リトル・トリー The Education of Little Tree」という物語も、信州の田舎で育つ自分の幼少期と祖父との関係などを思い起こさせ、何度読んでも声を立てて泣いてしまう。
 脇で、かみさんが不気味なものを見たみたいな冷めた顔で眺めるのだが・・・。
で、子供たちには インディアン風の名前をつけたつもりだ。
普通には 普通の日本人の名前だが、その持つ陰には インディアンの考えを隠してあるのだ。
長女===峰に聳える岩 a rock on mountain top
二女===我が里を潤す糧 The boughs that bear most hang lowest
ちび助==谷を流れる命の水 gorge
なんてな(^^ゞ

「アメリカインディアンの教え」は、あのYBCラジオの11時から始まる「テレフォン人生相談のパーソナリティ 加藤諦三さんの著書である。
番組の最初に 先生が言っている
「変えられる事は、変える努力をしましょう。
 変えられない事は、そのまま受け入れましょう。
 くよくよ悩んでいるよりも、さぁ 皆で一緒に考えましょう。」
は、まさに インディアンの教えである。

昨年あたり、皇太子殿下が、ドロシー・ロー・ノルト さんという方の言葉を引用し話題になったことがあったが、「・・・教え」の中に出てくる、インディアンの言葉を まさに 綴った方である。

我が家の年賀状には 毎年その言葉を年頭のあいさつとしています。

これらの考え方は宗教ではないのだけれど、まさに 悟りの境地 と言おうか
ごく自然で まさにその通りってな 言葉を与えられましたな。
おいらは、宗教嫌いだから、心安らぐインディアンの教えに 人生のヒントと正義を見つけた気がしておるのであーる。
2010.03.09:kuma仙人:

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