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仕込み、仕込み

ずうと仕込みがたまっていて大変。まずお菓子をつくろう。バナナをあちゃーるさんから多量にもらったのでフィルニーにバナナ入り。残りのバナナはプロセッサーをかけ冷凍庫へ。

そしてガラムマサーラーをつくろう。ほとんど材料を乾煎りしてあるので後はすりつぶすだけ。私は機械を使わずだ。電池式のもってるが、一回にほんの少ししか出来ず、面倒なので今は使っていずダスターハンマーで潰している。

それにVegetarianとKariも仕込まなければ。玉子も茹でておかなきゃ。大根ももらったのでこれはピクルスを。ところがここんとこ清分でお酢が売ってない。

繁盛店ではない舞台ウラ

昨日の話に続いてともかく私の料理は、手間暇かけて作る料理なのでインスタントに出来る料理ではないのです。山形ではいや日本国中で早く簡単に出来るのが”繁盛店の舞台ウラ”らしいですが(あの本に出てるお店の人の顔がほとんど同じに見える。何か◯◯に満ちた笑顔)

まあ、この前のジャイの日の料理もカシミールの料理だった。前にも書いたように日本で50人も食べたことのない料理でしょう。調理してる私と久世さんしか知らない作り方。

もっとも私は作るそばから忘れていってるけど、やはり昨年インドへ行って本も沢山買ってきたので、本同士をカシミール料理のAという本、Bという本、Cという本と突き合わせて検証していく楽しみもあります。そして手間のかかる作業も手を抜かず調理していくことも繁盛店でないから出来るのでしょう。

ランチタイムの予約はお断り

ジャイの日は予約だけなのに何を言ってんだろうと思う人もいるだろうが。ジャイの日を召し上がっていただくお客様は、別予約的な人ばかりなのです。

その他の予約というのはどういうことかというと、席だけの予約。うちは5席しかないのに、5人で予約して店へ入ってきてメニューをみて、又、来ますと帰っていった客。予約したまま来ない客。勿論、そんな連中と同じ立場になりたくないので詳しい住所やTELナンバーも聞かない。昼の予約は先着順なので予約お断り。という姿勢でずうとやってます。

この間、シャヒムルグ食べたいので予約で、と言われたが、申告があるので無理無理と断ってるのに、何とか1本だけでも、1本も5本も同じで、ともかく私にとっては申告があるのでお断り。いや山形を離れるからという話だが、私は出来ないものは出来ないというしかない。

なら、タンドリーチキンをと、それも断ったんだが、申告はまだ済んでないのだが、ところがタンドリーマサーラーもなくなっていて自分で作っている混合スパイスなので、それに使うガラムマサーラーも作らなければということで。食べる方はこっちのそんなことは知るよしもなし。ガラムマサーラーだって、タンドリーマサーラーだって買ってくればいいと思ってんだろうなと思ってしまう。

そういえばジャイの日にも10時すぎに出来るというのに7時半に来て、何でもインスタントに出来るような料理ではないというのが解かんない人なんだろう。私の料理は手間ひまかけて今時そんな作り方じゃ大変でしょう。無駄なことをと言われてる料理なのです。右から左に出てくる簡単でおいしいというような料理ではないのです。タンドリーチキンも何時間以上漬けこまなきゃ、というのがあり、その彼はランチの終わる直前に来た。だからランチの予約は受けてないといったら夜は来れないとのこと。

私は商売より、美味しいものを追求してるので、まだこれから2時間以上まあ本当は後5時間位つけて、その彼がいつも来る時間に美味しいと思えるように漬け込んだのだが、彼は怒って帰っていったが、まあしょうがないね。まだ申告してないんだもん。16日の話。

あちゃーるさんから金六さんへ

昨日あちゃーるさんの料理教室は、途中でピヤーズを炒める時、火が早く鍋を焦がしもうどうしようかと思ったが、新しく作りなおした方が早いかなと思えたが、失敗した彼にがんばってもらい、何とかうまくいった。みんなもあんなひどい状態だったことも忘れて美味しい美味しいとめでたしめでたし。4つとも盛りつけるとバランスもよく、美味しい。バースマティのムルグビリヤーニーだったが、3cupで11人が食べれて大満足。今回までで40種類。

次回は11回目で、

1.タリ・マッチ 魚料理
2.ナワービ・ダール 貴族風豆料理
3.キーマプラオ 挽き肉の炊きこみご飯
4.セーレリー・ドルー セロリの料理

です。

久世さんが山形の中級の茄子とトマトのチャトニーと、パーラックチャトニーをもってきてくれた。料理としては、そんなひどくないがプロとしてやってくには(勿論一般的なインドレストランでは充分通用するが、せっかく習いに来てるのだから、もう少し上を目指してるのだろうから)味がバラバラだから、もう1回作ってみてといったら、これで2回目ですとのこと。

山形へ帰ってから10時すぎ、金六さんとこへ初級10回目のタマータルムーリーをもって行ったが、金六さんの奥さんの和子さん(山形の料理教室に来てくれる)が、久世さんばっかりうらやましいなんて話になって、ずうと2時間インド料理の話ををして楽しかった。どっぷりインド料理に浸かった1日でした。

あちゃーるさんの料理教室

申告も終わり、これからはインド料理に浸っていけるのでかなり安心。
客が来なくても大好きなインド料理を作っていけるので。そして味のわかる人だけが客なので、これ又、安心。あちゃーるさんの料理教室が終わったら、まだ仙台まで着いてないので早すぎるが、今日が無事終わったら明日から仕込み。そしてジャイの日へと突入しよう。でもまず料理教室。

今日のポイントはゆでた玉子をあげておき、それを使ったカリー。ほうれん草とポテトの料理のポテトも油で揚げておく。鶏のビリヤーニーは骨つきを使い鶏で作ったソースの中に米を加えお湯を加え炊いたもの。最後のトマトと大根の料理はトマトのペーストを半量近くなるまで煮詰め、その中で大根に火を通したもの。簡単だが美味しい料理です。