隣県の現状に思う。

5日ぶりにUPします。
先程スーパーに行ってきました。
被災地から2時間程度しか離れていない場所ですが
お店には品物がたくさんあります。
数日前は何だったのかと思うほど…。
そんな中ご年配の方が被災地の親戚に送ると
食材を買い込んでいました。
買占めとは全く違うことはすぐにわかります。

被災地に救援やボランティアなどに行かれる方も
いれば、被災地や原発周辺から避難されて来られた
方々に地元で炊き出しのボランティアや必要な物の
援助などをされる方、節電という形で取り組まれる
方々など関わり方は様々でも今できることをみんな
が行っているんだなと感じています。

そしていまだに枯渇状態の油…。
車の移動がほとんどの当地域においてこれほど多くの人が
歩いている姿はとても久しぶりな感じがします。
被災地の隣県ながら日常と違うのは歩いている人が多い
ことと、店の中が暗くて寒いことぐらいでしょうか。
でも歩くことも店の中が暗いことも全く問題ないのです。
いま多くの方が被災地の皆さんに何かをしたいと思っています。
その気持ちが冷めないように、少しでも長く持ち続けるように
するには歩くことも店の電気を節電することも続けておかないと
いつもと変わらぬ品揃えのスーパーに入った時に被災地の
現状を忘れてしまわないかと思うんです。

現地への支援はやっとスタートしたばかり。
われわれ業界も危険となっている墓所の整理に
向かう要請がくることになります。
時には無理をしてでも支援する時があります。
でも今できることを少しずつすることも大切と思います。

明日は彼岸の中日です。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに
今生きていることに感謝したいと思います。


2011.03.20:ishiya:[店長の休憩中・・・。]