イヌ夫君の仕事アラカルト

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山口県岩国市にある有名なアーチ型木造橋「錦帯橋」です。
江戸時代、洪水で何度も橋を流されて困ってた殿様が、一念発起してこの大きな橋を作りました。この橋を考えたのもすごいですが、作った大工さんはもっとすごいと思いました。クレーン車も何もない時代ですよ。
この国は、建造物と言えば木造です。何でも木造りです。大工さんが、腕を振るう、腕を上げる機会がたくさんあった時代です。洪水で流されないように、アーチ型の大きな橋にして、それを支える橋脚は大きく頑丈に石積みにしたのです。
脈々と培った技術が、自然の脅威に立ち向かったことを思うと感慨深いものを感じました。

昔から小学生の将来なりたい職業はというと、大工さんが上位に出てきます。イヌ夫君も将来大工さんになりたい一人でした。
イヌ夫君は、近所のおじさん家の作業小屋で木材の切れ端しを集めては、のこぎりとかなづちを使って船をたくさん作り、小川に流して友達と競争しました。
カッコ良く、早く走る船作りに夢中になっていたのでした。
時間は流れ、大学は建築学科に入ったものの、大工さんにはならず大人になってしまい、郷愁だけが残っているこの頃です。
もしも、タイムスリップして昔に戻ってしまったら、きっと大工さんになって、いろいろな物を作っているだろうなあ。すごい大工さんを目指しただろうなあ。
2006.10.07:inuo:count(5,074):[メモ/旅・温泉・ドライブ情報]
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