日本舞踊家 乾参上
すごい大雪になりました。
そんな中 来年5月の「乾ふじ会」のお稽古に皆さん集合。 ![]() ↑ ↑ ミクリちゃん いぬい 長唄「舞妓」をお稽古中のミクリちゃん。 ミクリちゃんはおばあちゃんと一緒の舞台に立ちます。 もちろんおばあちゃんも舞妓さんに大変身! まだお稽古し始めて間がないので ほとんどの方に最初っから立ち稽古です。 最近足が痛みます。。。 年のせいか? 天童にいる時は 毎朝、妹のところへお風呂へ入りに行きます。 温泉はやっぱり違いますねえ。 痛んでいた足がアイロンかけたみたいに ピンシャンとなりますもの。 ![]() こちらは大きいお弟子さん達。熟女編か? あ、手前のUちゃんはまだ20代です。 さて今年もあとわずか、 皆さん一生懸命お稽古して 素敵な舞台に致しましょう〜♪ |
新春にふさわしい演目
『鏡獅子』が出るということで 我が舞踊研究所は観劇ツアーを組みました。 なぜならば、5月の乾ふじ会で humikaがこの『鏡獅子』を踊るんです。 せっかくだから実際の舞台をその目で見て欲しいってことで。 今話題の海老蔵さんが務めたのですが 何せでかい! 可愛らしいはずの弥生が とにかくでかい! でも、後ジテはさすがに勇壮でした。 毛を振るわけですが 髪洗い(チリチリチリチレドチチリチリチレ・・・三味線の手) 一ぱい目あたりでへこたれそうな気配があったので 思わず 「がんばれ〜〜〜〜!」 などと叫んでしまいました。 ああ、ジー様に似たのね。。。(解る人は解るよね) その美声が海老様に届いたのか なんと、髪洗い四はいも毛を振りましたよ! およそ50回くらい? これ、26日まで毎日やるんですよね。 役者さんは流石です。 今回は7名の参加でした。 お正月のことですから着物姿で しかも桟敷席での観劇です。 花道が目の前ですし すっかり堪能いたしました。 また何か興味のある出し物があったら 観劇ツアー第二弾、組みましょう。 師匠以外は着物を脱いでお台場へ。 四姉妹みたいでしょ。。。(汗) humikaはきっと可愛らしい弥生になることでしょう。 |
鏡獅子のお稽古、頑張ってますよ。
humika は今年のお正月 新春観劇ツアーで しっかり研修しました。 頭の中にイメージを作るって 大事なことなんです。 鏡獅子はどんなに力量があったとしても 体力が続かなければ踊りきれません。 力量と体力、そこに弾けんばかりの若さも加わって 凛とした弥生に仕上げていきます。 胡蝶の二人も頑張ってます。 どんなにか可愛いらしい胡蝶になることでしょう。 aruちゃんとayakaちゃん。 胡蝶と言えども踊りは結構長い。 小さい二人には無理?と思ったこともありましたが いやいやどうして、なかなか根性あります。 しっかりお稽古して 大人になったら「鏡獅子踊りたい!」 なんて言ってくれたらいいな。 あ、そうそう。 なにを隠そうこの humika は 第3回乾ふじ会で 会主・乾が鏡獅子を踊った際 胡蝶で出てくれてたんですよね。 途中、2度の受験などもあった中 ずーっとお稽古続けてお名取りにもなって なんか、万感せまるものがございます。 |
昨日、私どもの
後援会総会がございました。 いつもいつもガッチリとお支えいただいている皆様 本当にありがとうございます。 ![]() ![]() 会報なども発行しており 一年間の活動のご報告などをさせていただいております。 70名もの方にご出席いただき 感謝感激です。 総会には懇親会がつきもの。 ここで申し上げるまでもなく 小さい子供達のかわいい踊りやカラオケなどで 大いに盛り上がりました。 途中、おじいちゃん(実父)の 「ガンバレ〜〜〜!」のかけ声が、随所に入ります。 今年83歳になるのかな? このかけ声が出るうちはまだまだゲンキ! 宴席の終盤、 長唄「松の緑」を舞わせていただきました。 皆さんほどよくお酒も回っていらっしゃるのに シーンとさせちゃって、何だか申し訳ない感じでした。 こういう踊りは やっぱり乾杯前にすべきだったかな? 中締めをしてもお帰りになる方も少なく 中締めから1時間経って本締めとさせていただきました。 でも何か物足りない・・・ あっ、そうだ! 妹の「どうにも止まらない」がまだ出ていない!! 仕方がないので そのまま二次会へ突進いたしました。 あんなに騒いだの、久し振り。。。 あー、楽しかった! |
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5月の乾ふじ会公演まであとひと月ほどとなり
お稽古もいよいよ佳境に入る頃となりました。 ほとんどの方が振りを最後まで覚えてくれましたし (不安な方も若干名いるのですが) あとは形を整えるお稽古になります。 4月に入って間もなく、かつら合わせがありました。 一人一人、頭にぴったり合ったかつらをこしらえるんです。 かつら屋の三浦さんとは お互い親の代からのらお付き合い、 子供の頃からお世話になっております。 まずは頭の形にあわせて台金を小槌でコンコンコンコン。 アップで見るとこんな感じ。 富士額のところだって おでこが張ってる人、平らな人、様々でしょう? ほんの少々きつくても長時間かぶっていると 頭がヅキヅキ痛くなっちゃんですよ。 うちの姉妹二人とも舞踊会ではなしに、 結婚式の時の文金高島田なんかもお願いしたんです。 ぴったり合ったかつらのお陰で長時間の婚礼でも平気でした。 何年前のことやら・・・ 完成品がこれ。 あとはここに毛を植え付けて 役にあった形に床山さんが結い上げます。 かつら合わせをすると いよいよ!って言うか、実感が湧きますね。 |
山形大学地域教育文化学部へ
非常勤講師として伺っております。 近い将来、教育者となる学生達を対象に 日本の伝統文化に触れてもらおうという講座です。 理論では解っていても 実際に観たことがある人って少ないもんです。 ほとんどの子供達が一度はピアノ教室に通う昨今 日本の古き良き文化は敬遠されがち。 こうやって意識的に伝えようとしなければ ややもすれば、消滅してしまうかも。 この日は80名ほどの学生諸君の前で 長唄「越後獅子」を踊ってもらいました。(by u-chyan) 学生諸君からも実際に晒しも振ってもらったのですが なかなか苦戦してましたよ。 越後獅子は小学校の教科書にも出てますし 是非、曲も覚えていて欲しいですね。 講義終了後、女子学生達と。 |
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はじめまして、藤間 乾と申します。
舞踊家としての舞台がある時以外は
天童市で子供達からお年寄り?まで
たくさんのお弟子さん達に日本舞踊を教えております。
子供達はお稽古が大好き♪
どうしても東京での仕事が多くなってしまうのですが
天童のお弟子さん達のために極力時間を作って帰って来ます。
最近のお稽古場は
「天童なつメロ愛好会」さんの発表会が近いので
(12月6日 於:天童市市民文化会館)
その振り付けやら、お弟子さん達に手を移したりとか。
また、来年5月に催す「第5回 乾ふじ会」のお稽古もはじまっていて
お稽古場は相当活気に満ち溢れております。
自宅の近所に嫁いだ(と言ってももう20年以上も前に)妹も
娘と一緒に舞台に立つ予定です。
はてさて、ひと月のうち東京←→天童を何往復するんでしょう?
JRさんもマイレージ作ってほしい。。。