先日の続きです。
蒸し上がった酒米は「放冷」という工程で40度まで冷ました後、「製麹室」という場所へ運ばれ麹菌を植付ける作業をします。
製麹室に入ったとたんびっくり!
何と室温30度以上!
麹菌が米にうまく付着するのに最適な温度なのだそうです。
作業する杜氏の方々は大変ですね(~_~;)。
ちなみにこの製麹室、一般の人は入れません。今回は特別に入れてもらいました。
この麹作りで酒作りが決まってしまうと言われるほど酒作りにおいて重要な作業だそうです。
今ではコンピューターで温度管理をし機械で作業をする酒蔵が多いそうですが、樽平さんでは昼夜交代で夜中にも手作業で麹の入れ替え作業をします。酒造りは想像以上のご苦労がありますね。
「麹蓋(こうじぶた)」と呼ばれる昔から使用している道具です。今ではこの「麹蓋」を使用する酒蔵はかなり少ないそうです。ここにも樽平さんのこだわりが伺えますね(*^_^*)。
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