https://pianodiary.exblog.jp/11602488/
上のブログの記事を読まれてから、下の文章を読まれた方が、
よりわかると思います。
僕は小学校の時も、「仲良し友達」は
一人も作れない子でした。
いつも一緒にいる友達=
何かあった時にすぐに相談に乗ってくれる友達=
が、誰もいなかった。
相談する相手は両親のみで、何でも両親(特に母親)に
相談しましたが、音楽の事で相談しても、
親の口から「こうやってみれば?」とか、
「この人に相談してみようか?」という提案は
ほとんどなく、親も「困ったなぁ、わからないなぁ」と。
小学校時代はとにかく自分でぐるぐると考えを巡らせるばかりでした。
一番大きな「自分の将来に対する」問題は、
今からでも(当時小学生)すぐにヨーロッパに行って
ピアノの勉強やその他の勉強もしたかったのですが、
どういう手立てがあるのか見当がつかず、
また周りの大人たちを頼っても、明解な答えが
返ってくるとは思えず、また、子供心に
「お金がたくさんかかることを想像したり」して、
おいそれと口に出せないような気がしてました。
下に弟が一人いたので、自分ばかり経済的な負担を
かけることへの罪悪感もありました。
今、思い返してみると、子供は子供なりに
いろんな気遣いを親に対してするのだな=と感じます。
最初に書いた「小学校の時も仲良し友達は一人も作れなかった」
というのは、今も僕は会話下手で、仲間を作ったりできない性格
なのですが、大人の今になって『当時は親しくなかったけれども
今、なんとなく親交があり、大切なポイントを相談したい時に
相談できる友達が3~4人くらいいる』ことでそれでいいのかな=
と思ったりもしています。
今、僕は52才なのですが、52才の僕でも、昔「少ししゃべる」
くらいの友達が声をかけてきてくれて、その子の娘さんに
ピアノを教えることになったり、大事な相談事ができるように
なったり。僕が音楽(ピアノ)をやっていたことを今でも続けていることで
お付き合いが再び起こったり=ということがあるので、
今、自分で気づきましたけれども『友達が今も全くいないわけではない』
のですね!!
大学の時に師事したピアノの先生(今でも僕は尊敬しています)は、
「とにかく、ピアノは細く長く続けることよ!」とおっしゃった
この言葉のパワーに救われています。
長く続けるには辛いこともあった道だったけれど、
たとえ一日、「1分や3分」しか弾けない精神状態の
時もありましたが、ピアノを辞めなくてよかった=と
最近少し感じられることが多くなってきました。