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コンサートのチケット料金で「勘違い」していたこと。by piano lesson room ikoi
喫茶&レストラン「アランフェス」で、 先日、フルート&オカリナとピアノの共演で コンサートをさせていただきました。 その時のチケット代を決めたのは、 ほぼ私です。 大人1人¥1500といたしました。 コンサートは満席でした。 自分の「読み」が当たっていたのだと その時は思っていました。 あとから、コンサートの出演料をいただきに、 アランフェスに伺ったときのこと。 マスターの長谷部雅仁さんが、何人ものお客様から 「この内容だったら¥2000でもよかったんじゃないか」と 言われたそうです。 僕は「ハッと」しました。 最近、読んだものの中に、 「心を尽くしたものは、周りに伝わる」というような 記事のようなものを読みました。 その内容は詳しくは話せないのですが、 まさに、自分が一番「意識を向けてなかった」部分のことでした。 次回のコンサートの話が動きはじめています。 きっと私は、このコンサートにも 全力で成功させようとするでしょう。 お客様が「何に引き寄せられるようにやったきてくださるのか」 それを少しでも感じられるような 自分になりたい と思っています。 つたない文章表現におつきあいいただき ありがとうございました。2023.03.19 -
これまでの52年間の「人生の棚卸し」総まとめ by ピアノレッスンルームikoi
小さい頃からあまり自己主張をしてこなかった自分。 理由は、世間や物事をあまり知らないから主張がなかった。 もう一つには、大人になって体験や経験が増えても、 人の気持ちを考え過ぎてしまって、本当の事を相手に 知らせる事が相手に幸せをもたらすか疑問で躊躇してしまっていた。 しかし、一つ前の記事で、僕の言いたい事の殆ど全ては 言いました。 これからは、こんな言葉少ない僕でも「愛らしい」と 思ってくれる優しい方々に囲まれて暮らしていきたいと 思ってます。 いや、そんな優しい方々は、はじめから僕の周りに 存在していたのに、僕自身が「自分は孤独である」と 決めつけていただけだったと思います。 そんな優しい僕のファンと、これから密接に繋がって、 そしてそんなファンが一人でも多く増えていってくれたら、 今後の僕の人生、より楽しくなっていくのではないかと 思っています。 どうか、僕のファンが増えますよう、 そして、コンサートに足を運んでくれる方が増えますよう、 そしてそして、僕のレッスンを受けてくれる方が増えますよう。2023.01.15 -
音大を卒業してから本物志向を貫くに至った強烈な体験 by ピアノレッスンルームikoi
https://pianodiary.exblog.jp/16499301/ 上のブログを読んでから下の記事を読まれた方が 意味がよくわかると思います。 桐朋を卒業し、ヨーロッパのマスタークラスを 受講するまでは、ピアノの置いてある環境で ピアノから出てくる音色や響きがこれほど 違ってくるとは、自分の考えには全く ありませんでした。 =ピアノを自由自在に操って、自分の思った通りの音楽を紡ぎ出す= ためには、ピアノそのものの事だけでなく、それを響かせる器 =部屋やホールも計算に入れないと、音楽をコントロールする事は できないのです。 いくらヨーロッパで研鑽を積んで日本に帰ってきても、 だんだんと日本流の音の出し方に戻ります。 それは、日本の気候風土や器の素材がヨーロッパと 全く違うのですから、当たり前のことです。 この「当たり前の事」を体感しているのと していないのとでは、創る音楽が根本的に違ってくるのです。 僕は、ヨーロッパに行ったことのない人達に体感してもらうための 場所をこの日本の山形(僕の生まれ故郷)に作ったのです。 僕のレッスンの生徒には、『演奏する場所場所で、気持ちよく 「自分の音楽を創れる」テクニックや表現力をつけて もらいたかったのです。 「体感」でわかると自然とピアノを打鍵する「タッチ」が 変わってきます。 そこが『最終的な行き着く境地』です。 僕はピアノを通して=いや、このレッスンルームを通して 「世界には自分が知らない事がたくさんあるんだ」ということを 体現してもらいたいのです。 今後の自分の思考が変わり、自分の器が大きくなること= 人生が変わることをプレゼントしてあげたいのです。2023.01.14 -
なぜ「東京芸大」ではなく「桐朋学園大」を受験することになったのか?by ikoi
高校3年生の夏休み中に、芸大を受けるか 桐朋を受けるか、決めなければなりませんでした。 ある夏の昼間、自宅でピアノを練習していると、 なんとなく、すぐそばのベランダデッキに出て、 外の空気を吸いたくなりました。 すぐに実行に移して、開放感を味わっていると 東京芸大受験か桐朋受験かの迷いが頭の中に 浮かんできました。 僕のイメージとして「東京芸大」というと 東大の赤門みたいに『そびえ立っている』 イメージで自分の心の中に収まる感じでは なかったのです。 「桐朋」は、課題曲に自分の大好きな ショパンのエチュードOp.10-4が入っており、 『これが練習できるのならば、合格を自分の 手元に引き寄せられるかも』と心の中に すっぽり「桐朋」を入れることができたのです。 この精神状態の差で、桐朋受験を決めました。 そして、『心の中にすっぽり収まった桐朋の イメージを受験終了まで続けて持つことができ、 実技試験でもあがることなく、丁寧に演奏することが でき』ました。 これが、僕の桐朋学園大学ピアノ専攻試験に合格 することができた理由です。 頭の中だけで「大学選び」をするのと 心の中を覗いて、落ち着いて自分自身を見つめて 選択するのとでは、「自分の進むべき道がしっかり 見えている方」を選んだ方が、受験当日に 舞い上がらなくて済む利点があるように 思われます。 そういう意味では、高校3年の夏の 『自分自身を見つめる』作業は、 一旦、これまでの自分自身の 「人生の棚卸し」を無意識に 行ったんだと思います。2023.01.13 -
全校生徒の中に男子が数名だけの環境だった高校時代の振り返り by ikoi
https://pianodiary.exblog.jp/11642224/ 上のブログを読んでいただくと、 僕の高校時代がわかり、 下の内容がつかみやすくなると思います。 僕が行った高校は、普通科と音楽科の2つがあり、 普通科は女子しかとらなくて、音楽科は男女共学でした。 ということは、『全校生徒の中に男子が数名のみの環境』でした。 「芸術」というのは、男性的な部分と女性的な部分= 違う表現を使えば、大胆なところと繊細なところ 両方が必要になってくる気が個人的にはしています。 ですから、男子が女子ばかりのところへ飛び込んで 女子をよく観察していれば、学ぶところが多かったと 今にして思いますが、当時は「男性性」「女性性」を あまり意識しなかったため、自分はそういったところの 吸収をせずに、もったいない過ごし方をしたのだ=と、 今、振り返りで思います。 「もったいない」ということでもう一つ言いますと、 元からあまり「人」(男女の別なくして)を観察してこなかった ということがあります。 もう少し、人のやることや物事の捉え方、感じ方、に 興味を持って人に接していれば、もう少し 「生きやすい人生」になっていたかもしれません。 僕は当時、自分自身の将来や人生にしか焦点を 当てていなかったので、判断材料が乏しかったと 今、思っています。 しかし、「一生懸命生きてきた」とは思っているので、 その当時のことは、『これで良かったのだ』と 思うことにします。2023.01.06 - ...続きを見る