ハンディECOライト II
ポイント1
■このセットだけで電気の発電、蓄電、変換の実験ができます。
■コンデンサーや発光ダイオードなどは、配線が不要のブロック式で、組みかえるだけで簡単に実験ができます。
■実験の後は実用的な明るい手回し懐中電灯ができます。
ポイント2
■発電機は逆流防止ボタン付きです。生み出した電気がモーターに逆流するのを防ぎ、正確な実験結果が得られます。
■コンデンサーの容量は1.0F(ファラド)。短時間で容量いっぱいまで電気をためることができるので、比較実験に最適です。
■このセットの実験台とコンデンサーを使って、別売のハンディECOライトII用モーターカー部品の電源に使用できます。
実験後はハンディECOライトを作ってみよう
発電機の上部に豆電球ブロックか発光ダイオードブロックをセットすると、明るい手回し懐中電灯になります。(写真はイメージです)
充電式懐中電灯 ハンディECOライト
コンデンサーブロックと発光ダイオードを同時にセットすると、コンデンサーにためた電気で明かりをつける充電式懐中電灯ができます。
コンデンサーブロックをセットした後にハンドルを回すと蓄電されます。
手回し発電式懐中電灯
コンデンサをセットせず明かりのブロックだけをセットすると、ハンドルを回しながら明かりをつける手回し発電式懐中電灯になります。
どちらも実験ブロックを発電機にセットするだけで完成しますので、好きな組み合わせの懐中電灯を作ってみてください。
ハモコミ通信2019年7月号
今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。
◎慣習を見直す試み
北京・ロンドン五輪で銀メダルを獲得したフェンシングの太田勇貴氏は、選手を引退後、2017年に日本フェンシング協会会長に就任しました。
現在は「東京五輪のフェンシング会場を満員にする」を合言葉に、斬新なアイデアでフェンシングの大会改革や環境整備に取り組んでいます。
昨年のフェンシング全日本選手権の決勝戦は、東京グローブ座で行ない、音響や照明などの演出に工夫を凝らして観客を楽しませました。
グローブ座といえば、主に演劇やコンサートを開く場所で、フェンシングの大会を開こうと考えた人はいなかったのではないでしょうか 。
新しい発想で、日本フェンシングの人気を上げようとしている太田氏。私たちも日々の業務の中で、「今まではこうだった」という慣習を見直したり、「こうあるべき」という固定観念の枠を取り払うことも必要でしょう。
今、不便に思っていること、マンネリ化した業務があるとしたら 、「 これはチャンス」と受け止めて 、新しい試みをしていきたいものです。
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<コメント>
これは本当にお見事、というしかありませんね。太田さん、あっぱれ!
会場を満員にする、っていう自分の中の確固たる決意がアイデアの源泉でしょう。
楽天球場の観覧車も素晴らしいと思いましたが、もともとはアメリカ発のボールパーク構想の流れだとか。
周りをよく見渡せばヒントはいくらでもありそうです。
日ハムが描いている新スタジアム構想はその延長のようでいて更に上をいくもののようですね。楽しみです。
こういうものに刺激を受けて、固定された古い頭を揉み揉みする必要がありそうです。大いに(笑)
◎思い込み
仕事を終えたKさんは、帰宅するため電車に乗りました。
ふと優先席を見ると、二十歳前後の3人の若者が座っていました。
彼らは流行(はやり)の服で身を包み、会話を交わすものの、視線はスマートフォンに向けていました。Kさんは、その瞬間《 この子たちは、席は譲らないだろうな 》と思いました。
次の駅で、赤ちゃんを抱き、大きな荷物を背負ったお母さんが乗車してきました。すると、若者の一人が隣の子と顔を見合わせ、もう一人を促して無言で席を立ったのです。お母さんは、にっこり笑い会釈して優先席に座りました。
その後も笑顔を送り続けているお母さんの視線の先には、席を譲り移動していった若者たちがいました。彼らもニコニコ笑いながら、会釈をしていたのです。一連の光景を見て、Kさんは、見た目で判断した自分を大いに反省しました。
そして、普段の仕事でも、一見しただけで判断していたことにも気づかされたのです。それからは、「よく見て、よく聞いて、よく確かめて 」仕事をしていくことをKさんは心がけています。
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<コメント>
思い込み、あります。いつも笑。
パターン認識は、時としてとても有効ですが、その行き過ぎを注意するかのごとく、Kさんのようにハッとする事例がよく身の回りにおきます。
その都度反省はしてますが、なかなか直らないのは頭の中に相当根深いコリがあるのでしょうねぇ。
ハモコミ通信2019年6月号
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◎ミスの対応
「人間の価値は、絶望的な敗北に直面して、いかにふるまうかにかかっている」
これは、キューバの老漁師を描いた小説『 老人と海 』が評価され、ノーベル文学賞を受賞した、アメリカのアーネスト・ヘミングウェイの言葉です。
4月に人事異動で商品管理部に配属されたK氏は、伝票の記入ミスで、倍の商品を発注してしまいました。
送られてきた大量の商品を前に、事情を説明し、発注先に返品をお願いしましたが、受け入れてもらえませんでした。
困り果てたK氏でしたが、「自分のミスだから責任をもって販売しよう」と腹を決め、自ら営業に奔走(ほんそう)しはじめました。
すると、それまで静観していた同僚が手伝いはじめ、周囲の協力を得て完売に漕ぎ着けたのです。
困難なことに遭遇した時は、迷い悩むものです。それを乗り切るには、まず、前向きな決心をすることです。
それによって肯定的な発想が生まれ、行動する力が漲(みなぎ)ってきます。
難問にぶつかった時に「いかにふるまうか」が重要なのです。過ぎたことに思い煩(わずら)いすぎず、前に向かって進んでいきましょう。
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<コメント>
まず前向きな決心。極端な話、それができたら結果は必ずついてくる、っていう感覚があります。
ところが人の心は弱いので、決心の前にあれこれマイナス要因を考えすぎて、中途半端なニセ決心をしてしまったりするものです自戒の念を込めて。
やるぞ!とヤル気は出すが本気を出さない、というやつです。これではものごとが進んでいきませんね。そこそこの結果に甘んじたりします。
思い煩いはNGと心得て、腹を決めてやり抜きましょう。最終的には周囲の協力あってこその達成ではありますが、それを引き寄せるのは本人の気迫ですね。
◎きっと大丈夫
日本では古くから、言葉には不思議な力があると考えられていました。その力を「言霊(ことだま)」と言っていました。
美容師のAさんの元に、担当したお客様から不満の手紙が届きました。休日に《 どうしたらいいのか 》と悩みながら、その手紙を手に近所の公園に行きました。
手紙を読み返すと、悔しい気持ちでいっぱいになり、涙が溢(あふ)れ出てきたのです。
《もう辞めたいな 》と考えていた時、目の前で、自転車に乗っていた女の子が、転びました。
「大丈夫?」と声をかけると、 「痛いけど 、大丈夫、絶対に乗れるようになるんだもん」と言って、また乗り始めたのです。
Aさんも幼い頃、何度も転びながら「 大丈夫。必ずうまくできる」と声に出してみると、不思議と力が湧いてきたのです。
努力とは反復です。繰り返し続けることは物事を突破することへの最短距離です。
苦難は前進の糧(かて)と捉えて、「きっと大丈夫」と一歩を踏み出しましょう。
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<コメント>
神様が女の子に化けて力を与えてくれた、という感じですね。こういうことっていっぱいあると思います。
心澄ませてみると、自分の周りを過ぎていく出来事は、実は、いろいろなことを教えてくれている先生だ、と受け取ることもできそうです。
そして単に気づいておしまいではなく、このコラムのように言葉に出してみると効果倍増です。
一休禅師の「心配するな。何とかなる!」という言葉も、声に出すと自分を励ます力になりますよ。
ハモコミ通信2019年5月号
今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。
◎口癖
口癖(くちぐせ)は、普段言いなれて無意識に使ってしまう言葉です。
NTTドコモが主催する「みんなの声」が集計した「2万人が選んだ『身近な人の嫌いな口癖』」では、3位「別に」、2位「お金ない」、1位「は?」でした。
その他に4位は「ウケる~」、5位「でも~」、6位「ムカつく」などです。このランキングの中で、群を抜いているのが1位の「は?」で、2位の倍以上の得票数となっていました。
嫌われる口癖には、すべてではないものの、ある傾向が見られます。それは、相手を否定したり、無視したりする言葉です。
前記のランキングでは1位と3位、5位、6位の言葉でしょう。自分でも気づかないうちに、使っていないかどうかを省(かえり)みてみたいものです。
逆に、相手に好印象を与えるには、相手を肯定する言葉を使うことです。例えば「いいね、ステキ、そうだね」を多用すると人間関係も好転します。
日頃使う言葉に意識を向け、工夫をして、良い関係を築きたいものです。
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<コメント>
最近、ひらめきメソッド(株式会社ステップアップコミュニケーションズ)の最新版を使って、「ほめ言葉養成講座(体験型ワークショップ)」を2回開催させていただきました。
あっという間に場が盛り上がり、参加者の中から、「何かをやろう、このメンバーとならやりますよ!」といった正のエネルギーが湧いてくるのを感じました。チームビルディングにピッタリなワークだと確信しています。
ふだん否定的な言葉を聞かされているのかどうかはわかりませんが、少なくても、肯定言葉のシャワーを存分に浴びてはいないようだな、というのが印象です。
「ほめる」ことについては、報酬系に頼りすぎる弊害を指摘する向きもあります。ほめられるようなことばかりやるようになるとか、失敗を恐れるようになるとか。
しかし、それ以前の問題、つまり 「あまりに少ない」。
◎感謝の段階
一口に「感謝」といっても、深度も、内容も、人によってまるで違います。大まかにいえば、感謝には3つの段階があるようです。
恵まれていることに対して「ありがたい」と感じるのは、感謝の初級で、誰しも頷(うなず)けるでしょう。
次に、目が見える、耳が聞こえる、口が利ける、手足が動く、空気が吸えるなど、日頃、普通にしていることを「ありがたい」と思う心で、中級の感謝です。
しかし、本当の感謝とは、苦しい環境に追い込まれた時に、《 ああ、これがよかった。こういう事態になって自分はようやく一人前の人間になれるのだ、ありがたいなあ 》と思う心です。これこそ感謝の上級といえましょう。
確かにこれは高い境地です。しかし、起きてくることはすべて必要なことだと得心できれば、にっこり笑って受け止めることができるでしょう。
まずは笑顔をつくってみることです。すると、その瞬間に、すべてが感謝に輝いてくるはずです。
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<コメント>
この話はずいぶん前に聞いたことがあり、実際に上級編を試してみたことがありました。
形だけで本当の気持ちが伴っていなかったかもしれませんが、やはりそう思ってみることで、それを口にすることで、気持ちの変化があったのを記憶しています。
起きてくることは「すべて必要なこと」。
山口百恵「秋桜」、? 明日嫁ぐ私に、苦労はしても、笑い話に、時が変えるよ、心配要らないと、笑った ?
中級編は、いつも通勤の途中で人にわからないようにつぶやいています。「こうやって自分の足で会社に行けるっていうのはありがたいなぁ」「空からタダできれいな水が降ってきてくれるのはありがたいなぁ」…。
身近なエコロジー活動を学習できる 「エコロジーカードゲーム」
ご無沙汰しております。営業サポートの熊谷です。
先日子供の小学校の授業参観に行って来ました。
テーマは「環境問題」
温暖化や水質汚染。
家でも環境について話す良い機会になりました。
そこで壱岐産業からオススメしたいのが、
「エコロジーカードゲーム」
普段生活の中で環境破壊につながる気をつけなければならいないこと(EGOカード)
エコ技術(SUPERECOカード)を用いて、
シンプルなルールで子供と楽しみながら学べます。
上記以外にもエネルギー変換ゲームなど遊びながら学べるゲームが幾つかあります。
お気軽にお問い合わせください。
電話 022-233-1776
メール info@iki-sangyo.co.jp
ハモコミ通信2019年4月号
今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。
◎運が人を選ぶ
世の中には幸運な人、強運な人がいる一方、「自分は運に恵まれない」と感じている人もいるでしょう。
「雀鬼」の異名を持ち、麻雀の世界で一度も負けなしの無敗伝説を作った桜井章一氏は、「運は求めてやってくるのではなく、運が人を選ぶ」と語っています。
では、どのような人に強運や良い運が巡ってくるのでしょうか。
氏は、運に選ばれる秘訣として「変化を感じ取り、流れをつかめばおのずと運命は変わっていく」と言います。
中でも、①人との関係について感じたり考えたりする「相互感」、②全体を見通す「全体感」、③変化のタイミングをとらえる「時の感覚」を意識することが大切で、これらの要素は、互いにつながり合って動いているということです。
運をつかむ権利は誰にでも平等に与えられていますが、待ちの姿勢ではとらえることができないでしょう。
常に、日々の業務の中で、3つの要素を体得するための努力と工夫を続けながら、チャンスを勝ち取りたいものです。
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<コメント>
桜井氏のHPを拝見したら「自分がトップを目指すのではなく、理想的には全員が±ゼロになるよう心がける」とあり、仰天しました。年を重ねて体得した感覚なのでしょうね。
運に選ばれるためには、体調を整えるということも重要ではないかと感じます。もちろんどんな状態でもそれをものともしない強い精神力があれば別ですが。
二日酔いなどはもってのほかですね。飲んでも飲まれないという目標、今のところ負け越しています(苦笑)。
いずれにしても、チコちゃんじゃありませんが、ボーっと生きていては運はつかめなさそうです。
①~③を磨いて磨いてまた磨き、良い運をつかみとり、つかんだ運を素早い行動で広げていきましょう。
◎大目に見る
4月は新しい出会いの時期です。新入社員の入社や、社内の異動などで、新しい人間関係が始まります。
新たな環境に入る側、新たな人を迎える側、双方共に、時間が経つにつれて、相手の様々な面が見えてくるものです。
イギリスの神学者トーマス・フラーは「結婚前には両目を大きく開けて見よ、結婚してからは片目を閉じよ」との言葉を遺(のこ)しました。
「結婚に限らず、物事を決める時にはしっかりと見極めること。そして、いったん踏み切ったならば、欠点や不備などが見えてきても、互いに大目に見ることで、円滑な生活を送ることができる」という意味を示しています。
このことは職場でも活かすことができるでしょう。
新たな環境に馴染めなかったり、理想とのギャップに意欲が低下している人は、まず受け入れてみることです。
外部環境を変えようとするより、自分の見方を変えてみることです。
また、迎える側の「大目に見る」目も大切でしょう。見方を変えることで、互いにステップアップしていきたいものです。
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<コメント>
前のコラムで言えば、①と②に相当する部分ですね。
互いに、とありますが、相手がそうしてくれなくても自分はやる、という強い気持ちが必要になります。
違った価値観の中で過ごしてきた人同士が馴染むには時間がかかるのだ、と腹をくくり、『時至るを待つ』勇気を持つことでしょう。