甲子(きのえね)の大黒さま

 家族のこと、友達のこと、世の中のことと心配は尽きることがありません。自分のことならばいくらでも頑張れますが、まわりの人のことになれば黙って見守るしかありませんから余計に辛いものです。
 
 ですから、どうしてもいろいろと口出しをしたくなってしまいます。ただ黙って見守ることほど難しいことはありません。まして自分の子供ともなればなおさらそうです。「あなたのことを思って」とか「あなたのことが心配だから」と、自分の思いが濁流のように溢れ出すこともあるのではないでしょうか。
 
 どうして信頼して相手を見守ることができないのかと考えたことがありました。もしかしたら、自分の心配を解消するために口うるさくなっているのかもしれません。相手のことよりも見ている自分が辛いから堪えられないからこそ、口うるさくなってしまうのかもしれません。
 
 たいがい口うるさく言っても逆効果になると分かっています。ただじっと見守り、その先にあるはずの相手への信頼にたどり着きたいものです。心配を信頼にかえるためには、予想以上の忍耐が必要になるのかもしれませんね。安心して相手を見守ることができたらと思います。

今日の目標
 じっと相手を見守りましょう

今日の写真
 昨日から冬に逆戻りしたかのように雪が降っています。今日の写真は小町山花公園の石楠花です。今まであたたかかったぶん、なんだか寒そうに見えてしまいます。みなさんも風邪をひかないようにお気をつけください。
2007.03.08:hs-1119:[メモ/人間関係]


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