新入荷商品のご案内です。 春らしい手ぬぐいが揃いました。今が旬の雛祭りから桜にツクシと、一足早い春が満載です。春といえばピンクを連想しがちですが、水色や黄緑も爽やかで人気ですよ！ ハンカチやタオル、ちょっとした包装にも使える手ぬぐいは日本の知恵と文化ですね。江戸の人たちにも愛され、生活になくてはならないものでした。私は手ぬぐいで温泉にも行きますよ！ 自分へのちょとしたご褒美や、大切な人への贈り物に…季節の手ぬぐいをどうぞ。

美術館駐車場にある池之端売店では、ひな菓子を各種取り揃えてお待ちしております。（売店のみの利用もOKです！） 鶴岡港屋さんの出羽の久寿は、そのままお茶菓子として食べても良し、熱湯に溶かして葛湯として飲むも良し、二通りの楽しみ方ができますよ。（色によって味が違います！） また、近日中に酒田の小松屋さんのひな菓子も入荷する予定です。 ひな人形展のお土産として、またご自宅の人形のお供えとして、かわいいお菓子をどうぞお買い求め下さい。

本日より毎年恒例のお雛様の展示が始まりました。 新館・本館同時開催の雛祭古典人形展。 新館では、時代の変遷を知ることができるように年代順に並べられた お雛様や、御所人形、衣裳人形、そして酒田市の旧家よりお借りした 押絵や洛中洛外図を展示しております。 本館では、各種古典人形や壇飾り、傘福などを展示しております。 見応え十分ですので、ぜひみなさまでご来館ください。お待ちしております！ ※お雛様の折り紙コーナーも設置しております。

日中はだいぶ暖かくなりました。厚手のコートから少し薄手に替えて春が近いことを感じる今日この頃です。 「壮麗な屏風絵の世界」も明日で最終日となり、展示替を挟んで「雛祭古典人形展」が開催されます。これからは酒田の街中が雛祭一色となりますよ。 そんな春を迎えるにあたり、展覧会の準備と同時に庭園や敷地内の整備にも行われております。写真は下池と呼ばれる、売店脇の池を掃除しているところです。この三人の頼もしいスタッフが、毎日整備・点検を行っていることでお客様に安心して気持ちよく美術館を利用していただいております。 こうしたスタッフが表で影で、美術館を支えています。地元の方がほとんどですので、声をかけてみてください。優しい庄内弁で返してくれるかも。

みなさま、大変お待たせしました。 本間美術館の23年度展覧会計画をホームページで公開しました。 何といっても注目すべきは、寄贈記念特別展「本間家の文化財」です！ 作年、本間家よりご寄贈戴いた文化財を展観する特別展で、 選りすぐりの文化財をご紹介します。 ほかにも様々なジャンルの展覧会を催しますので、 ぜひ多くのお客様にご鑑賞いただければ幸いです。

三連休の中日、皆様いかがお過ごしでしょうか。 酒田は寒さも緩み、街中の雪もだいぶ融けました。美術館の敷地もご覧の通り地面が見えていますよ～。 今日は晴れたこともあって、いつもより多くのお客様にお越しいただいております。 展示会場では、お客様からの予約やその場でのご質問があれば、学芸員が解説も行っております。（緊急で不在の場合はご了承下さい。） 雪の心配はもうございませんので、屏風絵展と雪融けの庭園にぜひお越しください。

先日、休館日を利用して作品のポジフィルム撮影を行いました。 山形から美術品撮影のプロカメラマンをお呼びして、館蔵品を中心に撮影していただきました。写真は円山応挙の鼬図（イタチ）です。 近年はデジタルでの撮影が主流になってきましたが、ポジフィルムは正確な色が再現され、図録作成や部分を拡大して使用する際に重宝されるため、この業界ではまだまだ撮影依頼は多いそうです。（但しポジは数十年で劣化するのが難点） とは言ってもデジタルの便利さと保存の良さは明白。当館も１点、今回初めてデジタルで撮影していただきました。 ポジ・デジタルは、いずれも美術館にとって大切な二次資料です。現状を記録して後世へ遺すため、二次資料を利用し実物（一次資料）の劣化を防ぐためなど、様々な場面で活用されます。

1月31日、本館で開催中の「市民寄贈コレクション」の一部入れ替えを行いました。館臓品には庄内・酒田の方々から寄贈していただいた美術品・歴史資料などが数多くあり、この展示ではその一部を寄贈者と共に紹介しています。 本館ではケースだけではなく床の間を利用した展示も行っており、掛軸などが床の間に納まった本来の姿をご覧いただけます。（写真は学芸員Ｔが掛軸を撤収しているところです）これも当館の特徴の一つと言え、作品・建築・庭園が一つになってお客様を別天地へと誘いますよ。日本人の美意識を肌で感じとっていただけるはずです。

毎週のように寒波が日本海側を襲っております。 酒田を含めた各地で被害が出ているようで、冬なんて無くなればいいのに…なんて思ってしまう今日この頃。 しかしながら、冬は冬でその時期にしか見られない景物があるものです。 当館で言えば、雪景色の庭園もそうですが、新館の氷柱も見事ですよ！ 雨どいのような所から流れてくる水が、この寒さで巨大な氷柱になりました。 まだまだ成長しているようで、今にも地面についてしまいそう！ 写真を撮って帰られるお客さまも多いようです。 厳しい寒さに心も体も疲弊しがちですが、四季の美しさを愛でる心の余裕を忘れたくないですね。