先月の27日に開催しました江戸千家不白会によるお茶会は 多くの方からご参加いただき、大変好評のうちに終えること ができました。本当にありがとうございます。 明日は、茶道裏千家淡交会によるお茶会を本館「清遠閣」にて 開催します。（上の写真は2007年の時の様子です。） 受付は午前9時30分から午後2時30分までで、料金は入館料 ＋茶席券で1,000円と大変お得になっております。 今年最後のお茶会となりますので、多くの方にご参加いただき、 お茶の文化に親しんでいただければと思います。 また、新緑の庭園の池には睡蓮の花が咲いておりますので、 お茶会と併せてお楽しみください！

昨日、本館「清遠閣」の屋根の修理が完了しました。 写真のように部分的に新しい銅板が使われ、以前から見慣れている方は違和感を覚えるかもしれませんね。 しかし、銅は一年も経てば黒く変色しますのですぐに馴染むと思われます。 清遠閣の建つ庭園「鶴舞園」は、文化１０年の築造から明治４１年まで増改築をくり返し、現在の姿に至っています。この度の修繕も庭園の歴史の一つとして、後世に語り継がれていくことでしょう。 話は変わって、園内の花の情報です。 ツツジは盛りを過ぎ、庭師さんが剪定に入っております。 現在は、池に咲く睡蓮の花が見ごろです。 しっとりとした季節に水辺に咲く白い花は、なんとも美しいものです。

列島各地を襲った春の嵐は、いたるところに爪痕を残していきました。 庄内地方では、強風によりビニールハウスや大木が倒れるなどの被害が見られました。 当館でも本館「清遠閣」の屋根に被害が確認され、現在その修理を行っております。お客様にはご不自由をおかけしておりますが、ご理解とご協力をお願い致します。 作業用の足場が組まれておりますが、通常通りのご観覧、喫茶室のご利用ができますので、初夏の本間美術館へぜひお越しください。

毎年各流派の皆様にご協力いただき開催しているお茶会のご案内です。 今年は5月27日に江戸千家不白会、6月24日に茶道裏千家淡交会によるお茶会を本館「清遠閣」にて開催します。 お茶の文化に親しんでいただくイベントですので、作法がわからない方でも気軽に参加できるようになっております。 受付は午前9時30分から午後2時30分までで、料金は入館料＋茶席券で1000円と大変お得となっております。 また、庭園の白ツツジとカキツバタも見頃となっておりますので、新緑の庭園を彩る白ツツジとカキツバタを愛でながら、一服の抹茶をお楽しみいただけます。 多くの皆様の参加お待ちしております！

本日、１４：００より「市中山居の茶　－わび・さびの世界－」のギャラリートークを行います。 唐物・高麗物・和物など、６８点の茶道具を学芸員がわかりやすく解説します。茶道の歴史を辿りながら、わび・さびの世界に触れていただきます。 庭園のツツジも見ごろを迎えています。 本館「清遠閣」の喫茶では、白ツツジの庭園を眺めながらお抹茶もお出ししておりますので、この機会にぜひご堪能下さい。

寒く雨降りの日が続いていましたが、今日は鳥海山も見渡せる青空となりました。 さて、庭園「鶴舞園」の見所の一であるツツジが開花しました。 当館の庭園のツツジには白と桃色の二種類があります。庭園内にはたくさんの白ツツジがあり、満開になると真っ白で清楚な庭園を演出し、来館者の目を楽しませてくれます。 現在、庭園内の白ツツジは咲き始めですが、庭園入口付近の桃色のツツジは見頃となっております。ぜひ、足をお運び下さい。 また、明日で開催中の寄贈記念特別展「本間家伝来の書と絵画」が最終日となります。まだご覧になられていない方は、お早めに！ 皆様のお越しをお待ちしております。

明日５月５日は端午の節句、子供の日ですね。 本間美術館では特別企画として『甲冑の着用体験』を行います。 参加は無料（入館料が必要です）、子供から大人まで楽しめます。もちろん女性も着用できますよ。当館学芸員が着付けいたします。 当日は９:００～１２：００、１３：００～１５：３０まで新館にて受け付けております。予約不要ですが、混雑する場合はお待ちいただくこともございますので、ご了承下さい。 甲冑はレプリカですが、実物を忠実に再現しており、重さも１０キロ以上あります！このズッシリした重みがたまりません！！なんだか強くなった気がしますよ。 この機会にぜひお越し下さい。

今日からゴールデンウイークですね！酒田も天気が良く絶好の行楽日和となっております。ギリギリ花見もいけそうですかね。 さて、明日２９日に新館企画展「寄贈記念特別展　本間家伝来の書と絵画」のギャラリートークを行います。（３０分程度）展示作品を分かりやすく解説していきながら、本間家の約３００年の歴史を振り返りますよ。 申込みは不要ですが、入館料が必要となります。１４：００、新館１階にお集まり下さい。お待ちしております。

美術館の桜が満開になりました！ 今年は大雪のせいもあってか少し遅かったですね。それでも酒田市内は庄内でも早い方かもしれません。 梅もまだ花を残しており、鮮やかなピンクの梅の花と淡い桃色の桜の花のコントラストがとても美しいです。 庭園ではウグイスも鳴き始め、春真っ盛りといった感じでしょうか。 桜は連休前半まで楽しめるかもしれませんね。 ゴールデンウイークは本間美術館で心も身体もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

開催中の展覧会「寄贈記念特別展　本間家伝来の書と絵画」より、上杉鷹山筆　七言二句の双福をご紹介します。 本書は、財政難に苦しむ米沢藩の改革を成功に導いた９代藩主・上杉鷹山侯の筆によるものです。本間家が米沢藩への財政支援の折に拝領しました。 　花間の酒気　春風遠し 　竹裡の棋聲　夜雨寒し 『花の間をぬける酒の匂いを含んだ春風が吹くことはない。竹林では夜の雨が囲碁を打つような音をたて、なんと冷たいことか』 この句からは、回復の兆しの見えない財政難に苦しむ現状を憂いている鷹山侯の心情が読み取れます。 今回は、この他にも上杉家からの拝領品として狩野探幽の三幅対と、高嵩谷の屏風を展示しております。 また、米沢市の上杉博物館で開催中の「特別展　上杉鷹山の財政改革」でも本間家と米沢藩の関係が詳しく紹介されております。 当館からも出品させていただいておりますので、この機会に本間美術館と上杉博物館を併せてご覧いただければと思います。