年間４回発行している館報「本間美術館だより」の第41号が発行されます。 館報の内容は時代のよって変化しており、現在は３ヶ月分の展覧会情報とイベントのお知らせが中心となっています。   第41号は、特集として４月13日からの企画展「応挙・蕪村・呉春 ―四条派の形成―」の紹介。加えて、その他企画展・常設展の見どころをご案内し、学芸員のコラムでは「茶碗の正面」についてお話しております。 ４・５・６月のイベント情報と、６月14日から開催される「山形デスティネーションキャンペーン」の特典情報もぜひチェックして下さい。   本間美術館友の会に入会して頂きますと、年に４回このような館報をお送りしております。イベントや売店での割引や、清遠閣喫茶室での抹茶サービスなどの特典もございます。年会費は、庭園の維持管理・美術品の管理保存・企画展の開催に使わせて頂きます。美術館の運営にご協力頂き、一緒に日本の文化・歴史を守っていきましょう！ 入会のお申込みは、 本間美術館事務局：0234-24-4311 までお電話下さい。   ※本間美術館だよりは、酒田市を中心とする県内各施設にも設置させて頂いております。ぜひお手に取ってご覧ください。          

先週末から気温が上がり、昨日今日と晴天が続く酒田は、いっきに春へ近づいています。 ぽかぽかとした陽気に誘われて、池の亀も目を覚まし、鴨が泳ぎ、小鳥たちがさえずっていますよ。梅の蕾も紅く染まってきました。   東北では旧暦で雛祭を行う地域も多く、４月上旬まで各地で人形展を楽しめます。 本間美術館の「雛祭古典人形展」も４月７日までの開催です。 肌で春の訪れを感じながら、目でも華やかな春をお楽しみ下さい。    

3月9、10日に行われたワークショップ「傘福 つるし飾り体験」の様子をご報告します。   9日は11名、10日は16名と多くの方に参加していただきました。 『酒田傘福の会』のご指導のもと、傘福につるす飾り「梅・蝶々・桃」の三種類をつくります。 参加者の皆さんはＭｙ裁縫道具を使い、慣れた手つきで作業をされていたのが印象的でした。 途中、温かいお茶が出たり、お喋りで盛り上がったり、とても楽しそうでしたよ。 古布を使い絹糸で縫った飾りは、独特味わいと温かみがあり、その仕上がりに皆さん大満足のようでした。     このように大好評だったこの企画、継続することが決定しました！ 今回を含め４回開催し、全てに参加すると傘福が一つ完成します。 日程（予定）は以下の通りです。 第2回：Ｈ26年6月27日、28日「二色毬・花・薬袋」をつくる 第3回：Ｈ26年11月15日、16日「御殿毬・他3種」をつくる 第4回：Ｈ27年2月14日、15日「飾幕・つるし飾りの仕上げ」   一本でもつるし飾りとして使えますので、途中からの参加でも大丈夫です。 期日近くになりましたら、詳細を発表し参加者を募集します。 本間美術館館報やホームページ、ブログ、酒田市広報でご確認下さい。            

本日、22日より「雛祭古典人形展」を開催します。本間美術館の雛祭古典人形展は、昭和23年（3月3日～3月14日）の第1回より、今年で66回目となる歴史ある展覧会です。 当初は旧家や蒐集家から人形をお借りして開催していましたが、回を重ねるごとに多くの方から人形を寄贈していただき、現在では400体以上の古典人形を収蔵、公開しています。   美術展覧会場では内裏雛を中心に、御所人形や衣装人形を紹介しています。こちらの人形は、鶴岡市の実業家の方から寄贈していただいた200体余りの古典人形の中から展示しています。 庭園内の清遠閣では、旧家に伝わる豪華な壇飾りや実際に観音堂に奉納された傘福、鵜渡川原人形などの土人形・郷土人形を中心に展示しています。建物の雰囲気と相まって、懐かしい気持ちで雛祭をお楽しみいただけると思います。   「雛祭古典人形展」は4月7日までです。北前船によって関西と交易のあった庄内地方に伝わる古典人形は、京都製の人形が多く、美術品として質が高いので一体一体をお楽しみいただけます。 今年の酒田は雪も少なく過ごしやすい日が多いので、ぜひ遊びにいらして下さい。

２月も半ばとなり、もう少しで雛祭の季節になりますね。 本間美術館では２月２２日（土）から「雛祭 古典人形展」を開催。期間中にはワークショップ「傘福・つるし飾りづくり」を行います。 近年、酒田の雛観光で話題となっている「傘福（番傘を使ったつるし飾り）」に吊るす小物（梅・蝶々・桃）を、古布を使ってつくります。   日時は、３月９日（日）と10日（月）の２回。両日とも午後１時からです。 定員は、両日とも10名。参加費は1,000円です。裁縫道具を忘れずに持参して下さい。 今回のワークショップの講師は、当館の古い傘福（実際に観音堂に奉納されたつるし飾り）を修復してくださっている「酒田傘福の会」の皆さんです。 やはり地域の歴史がつまったものは、地元の方に教わるのが一番だと思います。ぜひご参加ください。   ２月１４日現在、 ３月９日は定員まであと３名 。10日のお申込みはまだございませんので10名まで可能です。 お申し込みは、本間美術館事務局（0234-24-4311）までお電話下さい。        

２月９日（日）に行われましたワークショップ「型彫り・合羽摺り体験」の様子をご報告します。   このワークショップは伝統的な型染の技法「合羽摺り」を体験するもので、参加された皆さんにはハガキに雛や小鳥の柄を摺って絵葉書をつくって頂きました。 やはり難しいのは摺りの工程で、ステンシル用の刷毛でムラなく型に絵具をのせるのが大変そうでした。しかし、完成した作品を見て"もっとやりたい"、"練習してきれいに摺れるようになりたい"と、皆さんとても楽しそうでした。   本間美術館では初めての「型彫り・合羽摺り体験」で、私たちも手探りのワークショップでしたが、大変ご好評頂き次回のリクエストもございました、ありがとうございます。 平成26年度もこのような企画を実施していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。    

既にホームページや館報、酒田市広報でお知らせしておりますが、２月９日（日）にワークショップ「型彫り・合羽摺り体験」を行います。 合羽摺りは現代のステンシルと同じような技法で、浮世絵や着物の型染など広く利用されてきました。今回は小鳥と立雛の絵柄を用意しています。型を彫る作業から摺りまでを体験し、温かみのある絵手紙をつくりましょう。   ■日時：２月９日（日）午後２時～（１時間程度） ■場所：本間美術館・池之端休憩室 ■費用：500円 ■お申込み：本間美術館事務局（0234-24-4311） ※定員は８名の予定でしたが、最大10名まで拡大します！定員まであと４名となっております。締め切りは明日７日までですので、お申込みはお早めに。      

「雛祭古典人形展」ポスターが出来上がりました！ 今年は、美術館を代表する高さ約50㎝の享保雛を中心に、御所人形や衣装人形を壇飾りのように配した賑やかなポスターになっています。本間美術館の特徴である"御座敷美術館"をイメージし、障子戸を開けると庭園「鶴舞園」が見えるデザインもポイントですね。   現在、庄内地域の文化施設・観光施設・宿泊施設などに掲示をお願いしております。また、その他県内外でも目にされることがあると思います。ぜひ、足を止めてご覧ください。 そして、60年以上つづく本間美術館の雛祭にお越しください。お待ちしております。            

庄内は今年、本当に雪の少ない冬となっています（今のところ）。 本日、1月25日から26日は「酒田日本海寒鱈まつり」です！酒田駅前や中心街、酒田港で美味しい寒鱈汁を提供しておりますので、この土日は酒田にお越しいただき、本間美術館へぜひ足をお運びください。「寄贈特別記念展　本間家伝来の歴史資料と工芸」を好評開催中です。また、雪も少ないので庭園も隅々まで散策していただけます。   そして、 平成26年度の展覧会スケジュールが決定し、デザインを一新した「展覧会ガイド」として発行しております。 企画展では、9月に開催する特別展「書画にみる　文人・冬青 小林勇」を目玉に、7月の「酒田と江戸の俳諧資料」も見逃せません。また、清遠閣では4日間だけの特別展示「最上紅花染」もございます。 詳しい内容は、酒田市内の観光施設や宿泊施設、県内外の美術館・博物館に設置していただいております「展覧会ガイド」をご覧ください。 ホームページの「年間展示情報」は３月頃に更新します。        

１月19日（日）午後２時より、開催中の展覧会「寄贈記念特別展　本間家伝来の歴史資料と工芸」の学芸員によるギャラリートークを行います。お時間までに入館券をもって美術展覧会場１階へお集まり下さい。   この展覧会は、平成22年（2010）に本間家よりご寄贈いただいた絵地図・古文書などの歴史資料と、漆器・陶磁器などの工芸品を中心にご紹介するものです。 寄贈特別展は、平成23年度に「本間家の文化財」、平成24年度に「本間家伝来の書と絵画」を開催し、多くの方にご覧いただきました。そして三回目の本展が寄贈記念特別展の最後となります。   ぜひこの機会に、学芸員の解説付きで展覧会をお楽しみ下さい。