美術展覧会場では、内裏雛だけではなく、大きくて立派な江戸時代製の御所人形も展示しています。     写真は昨年の「雛祭 古典人形展」でご紹介した御所人形です。 おそらく県内ではなかなか観ることのできない、優れた作の御所人形ばかりだと思います。今年はまた違う御所人形もご紹介しますのでお楽しみに('◇')ゞ        

酒田は雨上がり。庭園の緑もしっとりと濡れ、いっそうノスタルジックな雰囲気を漂わせています。 庄内では、道路も田んぼも雪がほとんどなくなりましたね。空気はひんやり冷たいですが、気持ち的には「春を待つ」といった感じでしょうか。   今朝一番のお客様は、喫茶室で庭園を眺めながらコーヒーを召し上がっておられました(´▽｀)静かでゆったりした中でのモーニングコーヒー、羨ましかったですね～。皆様もいかがですか？   清遠閣一階より   清遠閣二階より   階段からの眺め     2月28日からは「雛祭 古典人形展」が始まり、清遠閣も壇飾りなどで華やかに彩られます。 この写真の景色は2月23日（月）までご覧いただけますので、お早目にご来館下さい。        

２月14日・15日の２日間、ワークショップ「傘福 つるし飾りづくり」が行われました。   このワークショップは『酒田傘福の会』の皆さんを講師に、昨年からシリーズで続いおり、全４回に参加するとつるし飾りが完成するという企画です。   今回はその最終回。飾幕をつくり、これまでつくった飾り取り付けて完成させる作業を行いました。   いつも賑やかに楽しく制作を行っています。       つるし飾りづくりには、子供から大人までたくさんの方に参加して頂きました。 男子学生の参加があった回もありましたよ。 完成したつるし飾りは、雛祭はもちろん、想いをこめてつくった飾り一つひとつの意味を考え、縁起物として大切にして下さい(´▽｀)          

昨年の「雛祭 古典人形展」の様子です。 美術展覧会場では、《立雛・寛永雛・享保雛・次郎左衛門雛・古今雛》と制作年代順に内裏雛を展示しています。 お顔や衣装、大きさなどの比較ができ、時代ごとの特徴がよく分かります。 もちろん分かりやすい解説もついていますよ(^^ゞ   特に、寛永雛・享保雛・次郎左衛門雛は京都でつくられた『京雛』と言われる人形で、北前船文化が庄内にもたらした歴史的にも貴重な雛人形です。   美術館らしく雛人形の勉強にもなる展示ですので、ぜひ本間美術館の内裏雛をご覧下さい。                

美術展覧会場の中央に展示される享保雛です。 今年のポスターに採用されました。   江戸時代後期の享保雛で、男雛が49.8㎝、女雛が41.8㎝と大きく優雅な人形です。 当館の雛人形でも一番人気。豪華さと上品さを兼ね備えた美しさは必見です。      

去年の「雛祭 古典人形展」の様子です。 美術展覧会場１階には、御所人形・内裏雛・衣装人形を展示しました。 美術館らしく、年代や見どころなど解説をつけて、一躰一躰をじっくり鑑賞できるようになっています。 会場中央には、今年のポスターに使われた大きな享保雛が展示されますよ(´▽｀)

列島に強烈な寒波がやって来ているようですね。酒田も今シーズン一番の冷えこみになりそうです。 うっすら雪も積もり凍結しています。交通機関にも乱れがでるかもしれませんので、お気をつけてお越し下さい。     ※休館日のお知らせです！ 冬期間は火曜・水曜が休館日となっていますが、2月11日（水）は祝日の為開館します('◇')ゞ翌日の木曜日が休館となりますので、ご注意下さい。   皆様のお越しをお待ちしております(´▽｀)            

酒田ではこのところ全く雪が積もらず、このまま春になるのだろうか…と思ってしまいます。 今年は、柔らかく真っ白な雪で覆われた庭園の姿をお見せすることができなそうですね…少し残念です。今週は雪の予報も出ていますが、果たして積もるのでしょうか。     現在の庭園は所々に雪が残っていますが、早春の気配を感じる景色となっています。木々の枝も春の色合いに変わりつつありますし、小鳥たちもやってきて賑やかに鳴いていますよ(´▽｀)     展覧会も、企画展・常設展共にご好評いただいております。 ぜひお越し下さい。          

開催中の「新収蔵品展2004－2013」から出品作品をご紹介します。 【2013年 新収蔵品より】 ・佐藤忠良　　　Ｙ嬢 ・加藤丈策　　　手甲した裸婦 ・加藤丈策　　　手甲した裸婦 ・加藤丈策　　　裸婦 ・加藤丈策　　　二人 ・里内直次　　　自画像 ・里内直次　　　人物デッサン（２点） ・里内直次　　　少年Ｍ ・里内直次　　　風景 ・里内直次　　　靴下を履く女 ・里内直次　　　静物 ・里内直次　　　小菊 ・大瀧月窓　　　山水画巻 ・大瀧月窓　　　鳥画巻 2013年は寄贈53件・購入0件となっており、14件を展示中です。   特に佐藤忠良の《Ｙ嬢》は、原型が昭和14年（1939）の国画会に出品され、その後所在が不明になっていた作品で、新発見とも言える作品です。 作品にある“CHURYO”というサインが昭和30年代以降に使われているため、この作品はその頃に鋳造されたと考えられます。 ぜひ会場でご覧ください。              

開催中の「新収蔵品展2004－2013」から出品作品をご紹介します。 【2012年 新収蔵品より】 ・遠藤桑珠　　　木の間 ・遠藤桑珠　　　初雪 ・石井弥一郎　　牛と子供 ・高橋剛　　　　脱 ・加藤丈策　　　薔薇 ・加藤丈策　　　裸婦（色紙・デッサン）   2012年は寄贈38件・購入0件となっており、6件を展示中です。 米沢市出身の日本画家・遠藤桑珠の大作や、遊佐町出身の洋画家・石井弥一郎の初期の作品など、見ごたえのある作品ばかりです。 ぜひ会場でご覧ください。