６月７日、開催中の特別展「蒼山コレクション 第二部 日本と中国のやきもの」の当館館長によるギャラリートークが行われました。 日本と中国のやきもの歴史を、『土（つち）』に対する意識の違いから解説。 気候風土、国の歴史から全く違う感性、美意識が生まれました。     今回はゲスト解説として工藤幸治氏（酒田あいおい工藤美術館 館長）をお迎えして、古伊万里の見どころ、鑑定のポイントなどをお話頂きました。 工藤館長は、庄内は北前船文化がもたらし陶磁器の宝庫。ぜひ皆さんも家にある古い陶磁器を見直して欲しいと仰っていました。     ギャラリートークには約40名の方にお集まりいただき、急遽、講座のような形になりました。参加した皆さんは熱心にメモを取りながら、お話を聴いていましたね('◇')   「蒼山コレクション 第二部 日本と中国のやきもの」は７月7日まで開催です。 ぜひお越し下さい。          

本間家旧別荘「清遠閣」上座敷にて、茶会を開催いたしま す。 酒田市内の各流派の先生方がお茶を立てて下さいます 。初夏の庭園を眺めながらお楽しみ下さい。第一部は遠州流の先生がご担当です。     写真は2011年の遠州流による茶会の様子です。 椅子席もありますし、洋装でも大丈夫ですよ(^^) 予約も不要ですので、当日券1000円（入館料込み！）をお求め下さい。   床の軸と香合、違い棚の飾りは、当館の収蔵品を使用します！ 今年は何がでるのか…お楽しみに(^^ゞ        

６月７日（日）午前11時より、開催中の特別展「蒼山コレクション 第二部 日本と中国のやきもの」のイベントとして、当館館長のギャラリートークを開催します。   「第一部 東洋の精華」のギャラリートークの写真   仏教美術の専門家であり彫刻家でもあった本間紀男氏が、愉しみとして蒐集した陶磁器の数々を館長のお話とともに巡ります。 日本の九谷や伊万里、志野や織部と、中国の原始磁器から五彩、青花とバラエティに富んだ陶磁器コレクションをお楽しみ下さい。   お申込みは不要、参加無料ですが、入館料が必要です。 美術展覧会場一階にお集まり下さい('◇')ゞ                    

雲一つない青空に、夏の陽射しが降りそそいでいます。 借景の鳥海山の残雪も残りわずかとなってきましたね。 これからの季節は爽やかな蒼い山として、私たちの眼を愉しませてくれます。     庭園内や駐車場側の池では睡蓮が咲き始めました(*'▽') 陽射しをたっぷりと浴びてキラキラ輝いていますので、ぜひご覧になりに来て下さい。      

本日29日より、特別展「蒼山コレクション 第二部 日本と中国のやきもの」が開催です！ 第一部では中国の仏教美術を中心に、歴史の重みを感じさせる文化財の数々をご覧いただきました。 第二部では、美術作家でもある本間紀男氏が愉しみで蒐集した陶磁器をご紹介します。   紀男氏のように陶磁器が好きな方も多いはず。ぜひ会場へお越し下さい(^^)

ご好評頂いでいる特別展「蒼山コレクション 第一部 東洋の精華」の会期も残すところ４日となりました。     新聞などにも取り上げていただき、館長のギャラリートークもたくさんの参加者で盛り上がりました。   蒼山コレクションは、国立の博物館や中央の大きな美術館で収蔵されているような貴重な文化財ばかり。     本間美術館のお近くにお住いの方や少し遠くてもご都合のつく方には、この機会にご覧頂きたい展覧会です。 今週が会期中最後の週末になりますので、ぜひご来館下さい('◇')ゞ        

酒田は初夏の陽気となっています。 庭園はツツジの見ごろが過ぎましたが、夏の陽射しに新緑が輝いていますよ(*'▽') 借景の鳥海山もよく望めます。     今日は国指定名勝庭園「鶴舞園」の見どころを一つ《涸滝》をご紹介します。 涸滝は、石組みだけで滝を表したもので枯山水庭園に多く見られますが、鶴舞園のような池泉庭園でも表現されることがあります。   写真のように、築山の高い位置にある大きな縦石は水が落ちる様子を表し、その下の斜面を転がり落ちるような石は水の流れのように見えます。 この涸滝は、庭園内の清遠閣一階上座敷。藩主がお座りなる位置から正面に見ることができます。 もともと清遠閣も鶴舞園も領内巡視をされる藩主の休憩所として築かれたもの。 随所に本間家の細やかな心遣いが見てとれます。        

5月15日は本間美術館の68回目の開館記念日です。 昭和22年（1947）の5月15日、第一回目の展覧会が一般に公開されました。   開館当初は私立でしたが、その運営は「酒田美術協会」という有識者の皆さんのご協力のもと行われていました。その後、財団法人となり、今の公益財団法人本間美術館となります。 昭和22年に謳われた設立理念を記したものがありましたのでご覧頂きたいと思います。 そこには、美術館・博物館が各市町村に存在し、当たり前のように先人たちが遺した文化遺産が保存されている現在とは違い、美術館をつくらなければならないという戦後まもない人々の並々ならぬ想いが感じられます。     開催中の特別展「蒼山コレクション 第一部 東洋の精華」でご紹介している蒼山コレクションを築かれたのは、初代館長・本間順治氏のご子息・本間紀男氏です。 蒼山コレクションには古刀研究の第一人者でもあった順治氏のコレクションも含まれています。 展覧会は5月26日までですので、ぜひ一度足をお運び下さい。          

庭園の白ツツジがそろそろ見ごろを迎えそうです。           ＧＷ中は忙しくてなかなか遠出できなかった方、少し気持ちを静かに落ち着かせたいという方、週末は本間美術館へお越し下さ。。   お待ちしております(´▽｀)        

酒田は抜けるような青空です。   今日は立夏。暦の上では夏になりましたね。 鳥海山の雪も次第に少なくなり、夏の蒼い山へと姿を変えようとしています。   初夏の陽射しで庭園内のツツジが次々と開花しています。 園内中央の池を取り囲むツツジは全て白で、満開の頃には純白眩しい姿をご覧いただけます。   また、清遠閣室内から眺める庭園も光と影のコントラストがとても綺麗ですよ(´▽｀)   一階の上座敷。庄内藩主酒井侯も眺めた景色です。   二階の謁見の間。大正14年に昭和天皇（皇太子時代）が お泊りになりました。   ゴールデンウイークも最終日でお疲れの方も多いのでは？ 一階の喫茶室では、庭を眺めながらお抹茶・珈琲・冷たいジュースをどうぞ。 一階の喫茶室。イスやテーブルは昭和天皇ご宿泊の際につ くられたもの。 庭園を眺めながらゆっくりとお寛ぎ下さい。     少し気持ちに余裕をもって、庭園を含む美術鑑賞をお楽しみ下さい。