【開催中】北前船が伝えた華 雛祭 古典人形展

最近まで雪がちらついていた酒田ですが、陽が差す日も増え、外にいても気持ちがよい気候になりました。

庭園では、雪つりと雪囲いを外す作業が行われており、春の足音を感じる今日この頃です。

 

現在は、美術展覧会と清遠閣の全会場を使い、雛祭古典人形展を開催しています。

 

 

 

美術展覧会では、寛永・享保・次郎左衛門・古今といった各時代を代表する内裏雛を中心に、貴重な御所人形と眺めて楽しい衣装人形を展示しています。

 

 

 

 

 

今年の展示では、お人形と一緒に色鮮やかな陶磁器をお楽しみ頂けます。

会場も例年より華やかになったような気がします(^^)

 

 

また、雛道具のもととなった大名家の嫁入り道具も特別展示しています。

こちらは、庄内藩酒井家へ加賀藩前田家の姫が輿入れした際に用意されたものです。

 

 

会場の中央には、酒田の旧家・中西家に伝わった雛人形を展示しています。

お人形はどれも大きさや顔立ち、衣装などバラバラで、最上段の古今雛をはじめとし、年月をかけてお人形が増えていったことがよくわかります。

 

 

 

庭園内の清遠閣では、庄内藩の御用商人・風間家の段飾りと、酒田三十六人衆の一人で豪商・白崎家の段飾りをご紹介しています。

 

 

 

 

雛祭古典人形展は4月2日まで開催しています。

中学生以下の入館は無料となっていますので、ぜひご家族でお越しください。

 

 

2018.03.07:homma-m:[コンテンツ]