7月10日(日)、当館の友の会会員を限定としたイベント『祈りの芸術ツアー 見政寺・円空仏と致道博物館企画展「駒澤大学所蔵コレクション展 禅」を解説付きで見学』が行われました。
朝9時半から庄内町狩川の見政寺にて、ご住職のお話を聴きながら、山形県唯一の円空仏を拝観しました。
皆さん、未だはっきりとしない伝来に想像を膨らませながら、地域に密着し厚く信仰されてきた歴史に深く感じ入った様子でした。
ご住職のお話を聴いた後、一人ひとり円空仏に線香を上げ、手を合わせてきました。
円空作 聖観音菩薩立像
お昼はお向かいの八幡神社で、皆でお弁当を頂きました(^^)
時間に余裕があったので、最上義光の書状など武家文書を鑑賞しました。
皆さん郷土史に関心が強く、思いのほか盛り上がりました。
午後は鶴岡市の致道博物館に集合し、企画展「駒澤大学所蔵コレクション展 禅」を博物館学芸員の解説で鑑賞しました。
まず外に出ることはないであろう駒澤大学の優品ばかりのコレクションに、皆さん真剣な眼差しで鑑賞していました。
本当に、なかなかお目に係れない高僧たちの絵画ばかりで勉強になりました。
ツアーはここで現地解散。
初めての館外活動でしたが、参加者もスタッフも楽しむことができて良かったです(´▽`)
また、皆さんと地域の歴史や美術をめぐる旅をしてみたいですね。