本日より企画展「市中山居の茶ー唐物・高麗物・和物ー」が始まりました。
本展の見どころは、
①本間家が庄内藩主酒井侯から拝領した全国に誇る名品を展示。
②国指定の≪重要美術品・大井戸茶碗≫を始め、県指定の≪割高台茶碗≫≪高麗青磁象嵌平茶碗≫≪唐物大海茶入≫≪古瀬戸平茶碗≫、市指定の≪長次郎作 黒楽茶碗≫など、指定文化財を多数展示。
③個人蔵の利休の手紙、≪千利休 消息 古田織部宛≫を展示。
④茶道具を『唐物・高麗物・和物』に分類することは、『唐物→高麗物→和物』という茶道の歴史を表すことにつながり、そこから見えてくる美意識の変化を感じてもらいたい。
となっております。
本間家が財政支援の御礼として庄内藩や米沢藩などから拝領した由緒ある伝来の品を中心に、唐物・高麗物・和物に分類してご紹介します。
中国由来の喫茶の文化が日本人の心に触れ茶道へと変わる。その美意識を形にする茶道具を、眼と心でご鑑賞下さい。