6月8日より、企画展「武士の装いとたしなみ」(7/24まで)が始まりました。
この展覧会では、武士の装いとたしなみとともに、武士が描かれた絵巻や屏風をご紹介し、武士の実像に迫ります。
武士が身につけていた甲冑や刀剣、刀装具などの装いには、彼らの美意識や祈りを感じられるものがあります。
武士のなかには、絵画や茶の湯をたしなみとし、刀を筆に持ちかえて画家として活躍をしたり、茶道具を蒐集する者もいました。
昨年当館に里帰りした名刀《太刀 銘月山作》(酒田市指定文化財)をはじめ、平安時代から江戸時代中期までの日本刀、戦国時代末期に主流となった「変わり兜」の一つ《蒙古型兜》(酒田市資料館蔵)、当館では初となる「直接法」による日本最古の魚拓《於錦糸堀御獲鮒之図》(鶴岡市郷土資料館蔵)と「間接法」による日本最古の魚拓《紅鯛》(当館蔵)の同時展示など、見どころが満載となっています。
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