まだ雪の残る頃に始まった「雛祭古典人形展」も、会期が残り10日となりました。
その間に季節は移り変わり、庭園内も春の装いとなっています。
一番早く開花したのは白梅です。日当たりのよい池の東側にあり、毎年一番はこの梅ですね(^^)
この白梅は満開を迎えており、そろそろ散り始める気配です。
代わって池の中島にある紅梅が、蕾を紅く膨らませ開花を待っています。
遠目にも枝が紅くなっているのがわかりますね|д゚)
そして忘れてならいのは、清遠閣入口前にある白梅の古木。
毎年花をつけるか心配しながらも、今年も可憐な花を咲かせてくれました。
空気が澄んで晴れた日には、借景の鳥海山も真っ白な姿を見せてくれます。
あずま屋の傍にそびえる赤松の巨木は、樹齢が300年を超えると言われています。
春の日差しを浴びながら散策するのは、とても気持ちが良いですよ。
日本庭園らしい、清楚でつつましやかな小さい春を探してみて下さい。
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