6月21日に行われた「清遠閣茶会 第二部」の様子をご報告します。
国指定名称庭園「鶴舞園」にある「清遠閣」で行われる茶会は、酒田市内の各流派の先生方が来館者にお茶を点てて下さるイベントです。
今年は二部構成で、第二部では裏千家淡交会に席を担当していただきました。
会場は、江戸時代後期に庄内藩主領内巡視の際の休憩所となった一階上座敷。
席の飾りは全て美術館の収蔵品です。
床:狩野正信筆 龍門登鯉之図/烏帽子筥香合 違棚:瀬戸香炉/梨子地鷹高蒔絵硯箱
この日のために裏千家の先生が用意されたお菓子《杜の露》を頂きました。
本格的なお点前を拝見しながら、お道具の説明も聞ける貴重な体験です。
お天気もよく、和やかで楽しい茶会でした。
今年度は、第一部と第二部を合わせて252名の方に参加頂きました。
初夏の庭園を眺めながら、本格的なお茶、本物の飾り、歴史的景観を堪能頂けたことと思います。
来年もたくさんの参加をお待ちしております(´▽`)
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