6月7日に行われた「清遠閣茶会 第一部」の様子をご報告します。
国指定名称庭園「鶴舞園」にある「清遠閣」で行われる茶会は、酒田市内の各流派の先生方が来館者にお茶を点てて下さるイベントです。
今年は二部構成で、第一部では遠州流に席を担当していただきました。
会場は、江戸時代後期に庄内藩主領内巡視の際の休憩所となった一階上座敷。
席の飾りは全て美術館の収蔵品です。
床:徳川斉昭筆 徳潤/唐物ひちょう坊香合 違棚:七官青磁獅子香炉/松鷹高蒔絵掛硯箱
この日のために、遠州流の先生が用意されたお菓子をいただきました。
本格的なお点前を間近で見ることができるのも貴重な体験です。
一席目は着物姿の各流派の先生方の参加が多いですが、普段着でどなたでも席に入ってお茶をいただける茶会です。
初夏の庭園を眺めながらいただくお茶は格別ですよ。
本格的なお茶、本物の飾り、歴史的景観を気軽に堪能できる絶好の機会です。
第二部は6月21日(日)。裏千家淡交会がお茶を点てて下さいます。
参加費は、入館料込みの1,000円です。ぜひご参加下さい!
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