前回、清遠閣二階に昭和天皇(当時、東宮殿下)がご宿泊されたお話をさせていただき、寝室の照明をご覧いただきましたね。
今日はその隣の部屋「謁見の間」にある照明をご紹介します。
この照明は大正14年の東宮殿下ご宿泊にあわせて用意されたものです。
謁見の間は、庭園が見渡せる窓側の部屋で、明るく開放的な雰囲気。照明の素材も「石英ガラス」をいう透過性の高いガラスを使用し、曇りガラスに加工して品を出しています。
中央の丸い大きな照明には、唐草の模様が入り、上部には四方に羽を広げたような飾りも付いています。
大正モダンを感じさせるこの照明は、お客さまにも大人気です。
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