本日9日付けで『昭和天皇実録』が公表され話題となっていますね。昭和天皇(1901~89)の生涯をつづった1万2000ページを超える内容が詳細に記されているそうです。
実は、本間美術館に併設する「清遠閣」は、明治・大正期に酒田の迎賓館として使用されており、大正14年には昭和天皇が東宮殿下時代(24歳の時)にご宿泊されています。
清遠閣2階を寝室にお使いになっており、2階の各部屋に備えられた趣ある照明は、その折に用意されたものです。お使いになったベッドの写真がありますのでご覧ください。
大正14年に設置されたシルクの照明は、現在もそのままの形でご覧いただけます。
この酒田行幸の件は『昭和天皇実録』にどのように記されいるのか、大変興味があります。昭和天皇の子供の頃の夢は「博物博士」だそうです。若き日の昭和天皇の眼に、清遠閣・鶴舞園、掛軸や屏風などの調度品はどのように映ったのでしょか。
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