今年度の特別展、《書画にみる文人冬青小林勇》の開催まであと16日。本展をより楽しんで頂くために、小林勇とその作品について少しずつお話させていただきます。

文人・冬青 小林勇（2/3）

小林勇が絵を描き始めたのは、小学生の息子と一緒にクレヨンで風景画を描いたことがきっかけでした。

それ以後、小林は絵を描くことを「私の人間形成のために、もっとも大切な習練道」と考えるようになります。『冬青（とうせい）』の号で精進を重ね、生涯描くことへの情熱は衰えることがありませんでした。

（つづく）