【コラム】小林勇と幸田露伴

  • 【コラム】小林勇と幸田露伴

今年度の特別展、《書画にみる 文人 冬青 小林勇》の開催まであと23日。

本展をより楽しんで頂くために、小林勇とその作品について少しずつお話させていただきます。

 

 

小林勇と幸田露伴

 

幸田露伴は小説家で、当時一流の文化人でした。
岩波書店の社員として小林が露伴の住む「蝸牛庵(がぎゅうあん)」を訪ねたのは23歳の時。初めは門前払いされましたが、通い詰めるうちに露伴は心を許し、小林は蝸牛庵にいりびたるようになります。この時、露伴は60歳を過ぎており二人は親子以上に歳が離れていましたが、作家と編集者を超え、友に似た関係になっていました。
当時の様子を書いた小林勇著『蝸牛庵訪問記』からは、ほとんど知られていない幸田露伴の素顔を知ることができます。

 

※本展では、幸田露伴自筆の短歌もご紹介します

 

 

 

2014.08.26:homma-m:[コンテンツ]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。
今日 53件
昨日 327件
合計 648,441件