【コラム】小林勇 ~history~ その生涯は常に岩波書店とともに(1/2)

  • 【コラム】小林勇 ~history~ その生涯は常に岩波書店とともに(1/2)

今年度の特別展、《書画にみる 文人 冬青 小林勇》の開催まで1ヶ月をきりました。

本展をより楽しんで頂くために、小林勇とその作品について少しずつお話させていただきます。

 

 

小林勇 ~history~(1/2)

 

明治36年(1903)、小林勇は長野県上伊那郡赤穂村に生まれました。大正9年(1920)に17歳で上京し、岩波書店で住み込みの店員となります。
岩波書店は、近代日本の知識青年の苦悩を体現した、人間性豊かで幅広さをもった創業者・岩波茂雄の個性が際立っていました。
入店以来、岩波茂雄の薫陶を受けるとともに、仕事を通して幸田露伴・寺田寅彦・齋藤茂吉・三木清など、多くの文化人と交流を重ね小林勇の人格が形成されています。

(つづく)

 

 

 

 

2014.08.25:homma-m:[コンテンツ]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。
今日 195件
昨日 225件
合計 666,403件